娘の通っている幼稚園は、お父さんの転勤で、転入・転園が多く、仲良くなっても「いなくなっちゃった。」ということがあったので、この本に出会えてよかったです。
一年生のお話です。
小学校に入って、隣の席にいた男の子。
「おはよう」と次の日に言ってくれたのが嬉しかった。
本を忘れた時に、「ありがとう」って女の子が言うと、
「ともだちだもん」と男の子がいってくれた言葉も嬉しかった。
女の子は「ともだち」って言葉、素敵だって感じる。
遊んだり、ドッジボール、音楽の授業のカスタネット、遠足、運動会、楽しかったことをいっぱい描いてます。
三学期のある日、男の子が転校することになった。
「いつまでも友達でいて下さい」
と男の子。
女の子は、「いない人とどうやって友達でいるんだろう?」
と思っていました。
2年生になった時、男の子から手紙が届くと、離れていても友達と感じる。
不思議だけど、やっぱり友達と思った。
女の子の気持ちがよくわかる、絵もやさしくとてもいい本です。
仲良かった友達と離れる時に、読んであげて、本当によかったと思える本です。