この本の紹介をメルマガで見て、即購入しました
それはどうしても読み聞かせたい女の子がいたからです
わたしはその子と学校の校庭を散歩してたくさんの野草を摘みました
それを押し花にして図書館から図鑑を借りて名前を調べて…
この本にはそれらの花のほとんどが描かれていました。ちゃんと名前付きで!
女の子は「じっちょりんて何?」と笑顔でいい、「この花こんな名前だったんだ!」と驚き、じっちょりんが踏まれないようによけたり、靴に乗ったりする絵に喜びました。幼稚園の名前やお店の名前にも、私よりも先に気付き、笑いました。
最後の最後まで、ほんとに細かい部分にも、作者の、じっちょりんと読者への小さな愛がちりばめられていて、それが野草が成長して花咲くように、読み手の心の中で大きく大きく膨らむのを感じました。
また野草を摘みに行きます。今度はじっちょりんを探しながら歩くことになるかもしれません。^^