話題
ちょうおもしろい

ちょうおもしろい(フレーベル館)

超おもしろい、腸の世界を探検しよう!

  • 笑える
  • 学べる
話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

あたまをなくしたおとこ自信を持っておすすめしたい みんなの声

あたまをなくしたおとこ 作:クレール・H・ビショップ
絵:ロバート・マックロスキー
訳:もりうちすみこ
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2011年04月
ISBN:9784916016928
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,492
みんなの声 総数 19
  • この絵本のレビューを書く

自信を持っておすすめしたい みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

8件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 破天荒な発想と謎解きのような展開

    久々に家族そろって☆五つ。
    目が覚めたら頭がなかったという飛びぬけた始まり。
    自分の顔を探しに行くために、カボチャやらニンジンやらを仮の顔に仕立てると、「頭がきれる」とか「頭をいためる」とか気になることを村人に言われてしまう。
    気がついたらビショップのマジックにかかってしまいます。
    話がだんだん変わっていくのに、流れに飲み込まれています。
    お祭りで出会った少年とともに、最後は男の顔の謎解きのような展開。
    この男の顔っていったいどんな顔だったんだろう?
    話のオチですべてが解るのですが、これから読む人のためにこの部分は省略。
    ついていけた息子と、マジックにかかってしまった奥さんと、二人が話に集中してくれて、自分もかなり満足。

    マックロスキーの絵が冴えわたっています。

    投稿日:2011/06/25

    参考になりました
    感謝
    3
  • 私は「夢」と、息子は「魔術が解けた」と

     「シナの五にんきょうだい」の作者C.H.ビショップさん作、「サリーのこけももつみ」や「かもさんおとおり」の絵の.マックロスキーさんの絵による作品です。

     タイトルと表紙絵から、ギョギョッとしながらも、愉快なお話であることを期待して読みました。

     初版はなんと1942年(アメリカ)。
     1970年にrenewed。
     そして、日本では2011年4月というのですから驚きです。
     古き良き時代のアメリカの民衆の生活感が伝わってきます。

     さてお話は、ある朝 主人公の男が起きたら、頭が無かった。
     家中引っ掻き回し捜してみるも(笑)、頭は無かった。
     頭が無いのに、一生懸命記憶を辿り、ブタを売りに祭りに行ったことを思い出し、もう一度祭りに行って、頭を捜すことに、・・・。
     だけど、頭が無いまま出かけるわけに行かないので、畑のカボチャを目・鼻くりぬいてかぶってみたが、・・・。

     とにかくここまで笑いっぱなし。
     愉快な絵に、ひっくり返ってしまいました。

     さて、格好の頭を作り帽子をかぶって、祭りの会場へ。
     昨日は楽しめなかった祭りの会場をゆっくり堪能する男。
     
     この祭りの様子が、とにかく素敵。
     福引・射的・ボーリング。
     見世物小屋・サーカスにメリーゴーランドまで。
     当時のアメリカに私もタイムスリップできたような気持ちです。

     親切そうな男の子に出会い、これまでの事情を説明する男。
     自分の顔の造作を説明するくだりは、積み上げ唄。
     もう、ここで「出ました〜♪」っていう楽しい気持ちになりました。

     ラスト前の男の子の台詞が、読者の???の気持ちを膨らませてくれて、とにかく良いんです。
     そして、衝撃の場面へ、・・・。
     
     さてさて、このラストを読まれて皆さんは、どんな解釈をされますか?

     私は「夢」と、息子は「魔術が解けた」と解釈に相違が、・・・(笑)。

     長いお話ですが、一人読みのできるお子さんなら最後まで一気に楽しめそうです。

    投稿日:2011/06/16

    参考になりました
    感謝
    3
  • とってもおすすめの一冊!

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、女の子0歳

    絵本ナビのエディターズピックアップで知り、
    図書館で借りてきました。

    絵も白黒で、一見そんなに面白くなさそうなのですが、
    さすがエディターズピックアップ!
    子供の食いつきかたが違いました。

    話もなかなか長いのですが、
    1ページめくるごとに、
    どんどん話に引き込まれていくのが分かります。

    よく見ると、白黒でつまらないなあと思っていた絵も、
    とっても細かく描かれていて、
    読めば読むほど味が出てくる感じがしました。

    そして最後は驚きの展開!
    親子で気に入って、何回も何回も読みました!

    投稿日:2011/11/11

    参考になりました
    感謝
    2
  • 衝撃的なタイトルですが

    出版されてからずっーと読みたいと思っていた本です。

    早速、息子と二人で読み、オチを思わず「○○だったんだ」と言ってしまいました。

    すると、読んでいない夫から「なんでオチを言うんだよ」とブーイング。

    オチがわかると、つい「ああそうだったのか」と言いたくなると思いませんか。

    とても衝撃的なタイトルで、出だしからぐいぐいと引き込まれます。

    子どもの頃に『影をなくした男』という悲哀に満ちた話を読みましたが、

    この話は、頭をなくした本人の男は悲哀に満ちているものの、そばで見ている分には気の毒だけど

    ついクスッと笑ってしまうかも。

    「あたまがきれる」「あたまをいためる」など、頭にまつわる言葉のおもしろさも読みどころのひとつではないでしょうか。

    ということで、読んで以来、いろいろな人にこの本のおもしろさを広めております。

    マックロスキーの絵もとてもいいですよ。

    投稿日:2011/07/16

    参考になりました
    感謝
    2
  • あたまをなくしたおとこ すごい おもしろいミステリーを想像しました
    かぼちゃのあたまをくっつけて・・・自分の頭を探しに出かけるのですが・・・・
    近所のみんなの対応が 喜劇です(笑えます)
    なんと かもさんおとおりの絵を書いた マックロスキーは実にうまいな〜
    まつりで頭をなくしたんだと思い出し、そこで遊んでいる呑気さもいいな〜
    男の子が登場してあたまがどんな形で色はどんなで、順番に聞いていくのもおもしろい展開です
    子供はかしこいな〜  そして  まほうの呪文「とっぴん ぱらりの ぼっかーん!」
    はっ!と目が覚める気がしました。
    なくした あたまは どんなだったかの ミステリー   おもしろくオチで どんな顔だったかが、分かるのです・・・・

    お話のおもしろさ 積み上げ歌の繰り返しは 効果的です
    クスクス 笑える絵本です
    高学年のこどにもに読んであげたい絵本ですし自分で読んでもおもしろとお奨めします

    ほんと どんな顔かが見物です
    まずは 読んでみると良いですよ!

    投稿日:2012/01/18

    参考になりました
    感謝
    1
  • 衝撃的!

    タイトルも絵も、なかなか衝撃的です。
    あたまをなくすって、どういうこと?て感じですよね。
    でも、あれこれ策を練って、あたまを探しに行くその姿は素晴らしくもあり、滑稽。
    最後はとっても愉快!
    これ、娘たちにも是非読み聞かせしたいんですが、表紙の絵が怖いみたいで、読まないでと。。いつか読める日を楽しみに待ちたいと思います。

    投稿日:2021/05/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • ショッキングなタイト

    あまりにもショッキングなタイトルと衝撃な頭のない絵が気になったので図書館から借りてきました。ある朝、男が起きたら頭がなかった。何処を探しても頭はなかったので、頭を探しにいくには、頭がないと変だからと南瓜の頭をつけたり、人参の頭をつけたりしました。南瓜や人参では目立ちすぎるので、材木置き場で、丸太をきって、目鼻を刻み、紙やすりで磨きあげたので人目を気にしないでお祭りをたのしむことが出来てよかったと思いました。男の子にあって、顔のパーツの説明をして、魔法の言葉、「とっぴん ぱらりのぼっかーん!」で、顔が戻ってきてよかったです。夢だったと思いました。オチに、なあ〜だと思ったけれど、ほっとしました。

    投稿日:2018/08/25

    参考になりました
    感謝
    0
  • インパクト!!

    表紙を見た瞬間、親子で「なんじゃこりゃ〜!?」ってなりました!
    だって、頭部のない人が、虫めがね片手に歩いてるんですから!!

    どうやらこのひと、どこかで頭を落としてきたようなのです。
    そして、自分の頭部探しが始まります。

    すっごく大変なことなのに、意外と平穏にストーリーが展開していくのが、面白かったです!
    もちろん、本人は必死ですが(笑)
    終盤、助っ人が現れ、頭部の特徴を説明するのですが、それが積み重ね言葉になっているのも、趣向を凝らしているなって思いました。
    最後は、全てをひっくり返すような結末!

    このミステリー、うちの娘はすべて納得できたようです!
    とっても、インパクトのあるお話でした!!

    投稿日:2013/11/18

    参考になりました
    感謝
    0

8件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

どうぞのいす / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • なまえのないねこ
    なまえのないねこの試し読みができます!
    なまえのないねこ
    出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
    ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。ひとりぼっちの猫が最後にみつけた「ほんとうに欲しかったもの」とは…
  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ


人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(19人)

絵本の評価(4.25)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット