小学校のおはなし会で読みました。
小学生のよしのりが主人公。
自分専用の目覚まし時計を買ってもらったよしのりは、ワクワクして寝ますが、
次の朝、目覚ましのベルは鳴らなかったのです。
その他にも不審なことがあり、目覚まし時計に文句を言うと、
なんと、目覚まし時計がしゃべったのです!
かくして、「チビノリ」と命名された目覚まし時計と、よしのりの交流が始まります。
独特の個性を持つチビノリが愉快です。
小学生らしい、よしのりの行動も共感できます。
やや文章が長いですが、山岡ひかるさんの絵が見どころいっぱいで、
楽しめると思います。
山岡ひかるさんのデビュー作です。
でも、小学生の気持ちを見事に切り取った作品、クオリティが高いです。
オチもなるほど、ですよ。