「のぞいてみたら」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

お母さんと喧嘩して家を飛び出します。
裏山のがけで不思議な穴をみつけます。
そしてのぞいてみるのです。
穴の中に広がっている世界を想像するワクワクが伝わってきます。
のぞくって（響きはよくないのですが）本能的にワクワクするのですよね。大人も子供も…
そんなくすぐったい気持ちを刺激されます。

最後にのぞいた穴に広がっていたのは、
赤ちゃんが生まれて幸せに包まれている家族。
誰もがそんな風に強く強く望まれて産まれ、
大切に大切に育てられてきたんだよと気づかせてくれる絵本ですね

はなちゃんのように、おかあさんに怒られてしまうと”ぷい”と、家を飛び出していまうことがあるなあと思いました。不思議な穴を覗いているうちに、急に家が恋しくなって帰る気持ちになってよかったなあと思いました。はなちゃん、おかあさんは心配して玄関の外ではなちゃんが今か今かと待っていたんですよ（笑）「ただいま、おかあさん」と、明るく帰れてよかったです。

その時代時代の一部分を覗いてしまうんですね彼女は。自分が生まれた頃を見れるなんていいな〜。今の子はいいですよね、家族の誰かしらが自分の生まれた頃の様子を、何かしらの形で残しておいてくれるんですから、私は…写真が数枚…。

はなちゃんはお外で大きながけを見つけます。

そのがけにはいくつもの小さな穴…。

その穴をのぞきこんでみると？

色々な世界を楽しむ事が出来、読んでいる私もワクワクしました。

はなちゃんの好奇心が絵本を通じて伝わってきました。

穴って、子供は覗いてみたくなりますヨネ＾＾

最後は心温まるシーンでほんわかしちゃいました。

やっぱり１番好きなのはお母さん！

お母さんに叱られて、ぷんぷんしながら家を飛び出した、はなちゃんが辿り着いたのは、ふしぎなふしぎな崖とその崖に開いたいくつかの穴。

この穴がすごいんです！！穴ごとに違う世界が広がってます。
それぞれの世界に入り込むのではなく、窓から中を覗いている感じです。うちの娘も、「なに？なに？？」とヤジ馬状態（笑）

そうこうしてるうちに、いつの間にか、家を飛び出したときの怒りはどこへやら･･･、「ただいま、おかあさん」と帰っていく姿が、ホッとします。
叱られて家を飛び出したくなる気持ちも、やっぱり家がいいやって気持ちも、すごく共感できる一冊だと思います♪