1歳4カ月、電車好きの息子に。
見開き単位で「電車がきた」と、いろいろな電車がいろいろなシチュエーションで紹介されています。
物語性のあるもののほうが好きな息子にはいまひとつな感触だったのですが、最後、震災による電車の復旧が描かれており、震災を体験した人ならじーんとしてしまうのではないでしょうか。
そのへんがわかるような年齢ならもっと楽しめると思います。
中央線や山手線など、都内の電車がたくさん登場するので都内在住なら単純に楽しめるページは多いと思います。
特に電車が好きではない私も、知っている電車が登場するとテンションがあがってしまいました。
奥づけにそれぞれの電車が記載されているので詳しくなくても全然大丈夫です。いつかこの絵本を持って旅ができるといいな…なんて思ってしまいます。ただ、表紙の電車は東横線ではないような…?最近車体が変わったのでしょうか。駅にいる人たちは東横線の雰囲気そのものだと思います。そういう細かいところもさすが鈴木まもるさんですね。