日本3大祭りのひとつ、青森のねぶた祭り。
絵本画家の巨匠でいらっしゃる、あべ 弘士さんが描かれた
大きな絵が、まず弘前市で、扇形の「絵本ねぶた」になり、
そして青森の前ねぶたとして運行されたのだそうです。
その、迫力満点の大きな絵を描きあげていく様子や絵が
この作品では、絵と写真のコラボレーションで紹介されている、
とっても素敵な作品です。
あべさんのおじいさまは、青森県津軽郡で生を受けたのだそうです。
絵描きになった あべさんが青森を訪ねた時、
急に「ねぶた」の絵を書きたくなったのだとか。
その後、その夢が実現して、ねぶたの絵を描くことになったそうです。
まさに「(戸を)たたけよ、そうすれば開かれる」なんですねぇ♪
アトリエとして使わせてもらった お寺の本堂に大〜きな和紙を広げ
アザラシの絵を描く、あべさんの姿は喜びに満ちています。
和紙と、その下敷きに敷いたブルーシートとのコントラストも美しい!
ねぶたに描いた大きなトラは『トラのナガシッポ』、
見送り絵のワニは『わにのスワニー』をモデルにされたそうで、
実際に その時に使われた「ねぶた」をひと目見てみたいです。