「とってもいいらしい」という噂を聞きつけて、読んでみました。
動くぬいぐるみと小さな女の子の汽車の旅というだけで、わくわくしましが、その出来事の背景の設定すべてが、ちょっぴり切なく、優しく、温かいものでした。
登場人物みんなが(脇役であっても)優しい心を持っているのは作者の優しさでしょうか。
また、なんといっても「こん」がかわいい!小さなお兄ちゃんっていうかんじが特に!噂で聞いた「ぬいぐるみらしいアクシデント」ってこれだったのか!と微笑みたくなるアクシデントがまたすごくいいんです。ぬいぐるみならあるよね、っていう妙に納得いく感じが。
まだの方はぜひ読んで見てください。ほんとに心が温かくなる絵本です。