「おたすけこびととあかいボタン」 みんなの声

おたすけこびとの第５作。
働く車を率いての、おたすけこびとの活躍を描くこのシリーズ、
さて、今度はどんなミッションなのでしょう？
題名にもう、「赤いボタン」、とありますね。
ふむふむ、お部屋の中で失くした、ぬいぐるみのボタンを探すのですね。
物々しい出動ですが、小さいこびとならではの視点で、あっけなくボタンは発見！
ところがハプニングが起こって、事もあろうに水槽の中へ。
しかも、魚が暴れて、砂の中へ。
かくして、水中のミッションが始まります。
潜水艇でダメなら、水を抜いて、魚を一時避難させ、砂をふるいにかけ・・・。
まあまあ、ここまでしますか！
もちろん、無事にミッションを成し遂げますが、それだけではありませんよ。
絵をよおく観察して、「前より素敵」になったところを探しましょう。
いつもながら、こびとの数だけあるサブストーリーもお見逃し無く、ね。
いつもよりややレベルが高いので、小さいお子さんにはフォローしてあげてください。

「おたすけこびとシリーズ」は、４歳の息子のお気に入りで、全作読んでいます。新刊が出たということで、親子で楽しみにしていました。
今回こびとたちは、お母さんからの依頼でお部屋の中でなくしてしまった赤いボタンを探します。
簡単に見つかった！と思ったら、なんと水槽へポチャン。ついにおたすけこびと、水の中へも進出することに・・・
細かく描かれた挿し絵が楽しくて、子どもたちはページをいったりきたりして見返していました。
読み終わった後には、表紙と裏表紙を広げてみると全体が見れて楽しいです。

今回は題名にもなっているあかいボタンをさがしてという依頼です。あっさりみつかったなーと思っていたのですが…。
水の中までもばっちり装備はあるんですね！
依頼以上の仕事をしてくれるこびとたちはすごいです。
今回はこびとたちのアップが今までの本よりも多かったと思います。
依頼者のおかあさんですが、まずは掃除をしましょうね、と思ってしまいました（笑）。
おたすけこびとって無報酬で仕事してくれていそうなイメージなんですが実際はどうなんでしょうね。

今までは、はたらく車で
いろいろ作るっていうイメージだったのですが
今回は探し物！
結構すぐみつかった！と思ったら
アクシデントが…。
なかなか楽しめました。
今回もスケールが大きくておもしろかったです。
最後、縫い物まではたらく車がやっちゃうのが
これまた意外でした。
細かいこともできるんだなー！って。
ぬいぐるみにネックレスにしてあげたボタンって
どこにあったんだろうなって思いました。