「ちょっとまって」 みんなの声

冬が終わったのに　なかなか冬眠から覚めないクマさん。
月曜から金曜まで様々な動物たちが誘いにやってきますが、
「ちょっと　まって〜」と繰り返すだけ。春の心地よさ・・・共感します。
土曜日にふと何かに気づいたクマさん。覚えていて良かった〜
リズミカルだけど、ほのぼのする春にピッタリな１冊。
曜日も覚えられそうでお勧めです。

とってもテンポよく読める
愛らしいお話です☆

毎日違う可愛いパジャマが気になったり
せっせとあわてて用意しているくまさんがかわいらしくて
とてもあたたかい気持ちになり、最後にはあははと笑えて楽しいです！

皆、眠いときちょっとまって〜
あともうちょっと〜ってなりますよね。
そこで曜日の勉強になったり
「待ってね」ということは「待たせている人がいる」ということ
時間の感覚や、待ってる気持ちとかもよーく分かる絵本です。

なにより動物さんがいっぱいでてくる絵本は沢山ありますが
ささきまゆさんの絵は可愛さ満点♪で
こんなキャラクターのグッズあったらいっぱい集めちゃうよ〜〜というくらい好きです！
個人的にはうさぎさんが好き☆
娘はくまさんが好きなようです！！

そろそろ春、布団からすっとでれる季節が近そうですね♪

作者のささきまゆさんの描いたもう1冊の絵本
「イーヨとヤーヨ」を先に読んで
その表紙のウラのかわいさに感激していたのですが・・・
この「ちょとまって」も・・・　　やられました！
いろいろな帽子が並んでいますが、よく見るとこれ全部
お話の中でくまさんが日替わりでかぶっている帽子なんですね！

主人公のくまさん以外の動物たちのキャラもぴったりはまっていて
楽しめました。
ちなみに私のイチオシは火曜日に登場するシカ君です！！

長々と横になっているのはくまさん。
おふとんに入っているのかと思ったら、なんとパジャマ姿。冬眠から、そろそろ起きる頃、月曜日、火曜日、水曜日…動物たちがおさそいにきます。そのたびに、「ちょっとまって」と言っていたくまさんでしたが、土曜日には、とうとう誰も来ませんでした。
そして、あわてて起き出して、準備をするくまさん。
その言葉の掛け合い、くまさんの答え方、そしてその恰好が、リズミカルに受け答え、刻々と変わっていく様子が、何とも愉快でした。

「イーヤとヤーヨ」を読んだ後、こちらも気になり手に取ると・・。
ついつい引き込まれてしまいました。次のページが開きたくなる絵本です。
同じテンポでの繰り返し「ちょっとまって」ですが、途中で違うテンポの「ちょっとまって」にかわり、最後の「ちょっとまって」はまた違う感じでよかったです。簡単な「ちょっとまって」の言葉がここまでリズムが変わるのかと楽しませてもらいました。7歳と5歳の子供たちも「楽しかった〜！」と一言。

お笑いで「ちょとまって、ちょとまて」のフレーズが流行ってますが、この絵本もリズミカルに読むともっと楽しいかもと、読み返している母です。

「ちょっとまって」の言葉簡単に使ってしまいがちな言葉（よく子供に対して使います・・反省）。あまり使わないようにしなくてはと内容も考えさせられる一冊です。

誘ってもいつも返事は「ちょっとまって」
そのちょっとまってのテンポがリズミカルによめてしまうくらい
調子よく読めてしまう
いつも子供に遊ぼうと誘われては「ちょっとまってー」
と言ってしまう私になんだか重なり〜
ちょっとまってと人を待たせてばかりだと
大事なことまでうっかり忘れてしまうことになりかねない
そういえば子供は私にちょっとまってとは言わない
子供に読みながら私も気がつけようとおもってしまう
妙に諭され共感してしまった絵本です

なかなか起きないくまさんの一週間を
ユーモラスに描いてあります。
くるくると毎日変わるくまさんのパジャマ、
柄もキャラクターも底抜けに可愛いです。
ページの右端に同じ場所で表紙から
でーんと横になったくまさん。
繰り返し見ていると
少しずつ寝返りを打っているみたい、細かい演出に笑みがこぼれます。
日によって違う子が誘いに来るけど、やっぱり起きないね。
土曜日、とうとうくまさん気づくのです。
日を追うストーリーは子どもにもわかりやすいし、
絵もカラフルで登場人物も可愛いので
親子で繰り返し読みました。

ちょっとまって。
ちょっとまてよ・・・？
ちょっとまって〜！

タイトルにもなったその言葉。
場面でその意味が違うのですね。
可愛い動物たちや、
ちょっとした演出についつい何度も読んでしまいます。
最後にくまさんが片付けを撤収する際、
ポケットにスプーンとフォークが！
取り戻そうと張り切りすぎちゃったのかな？
延々と続くかと思われたパジャマ風景からの・・・・誕生日パーティ！
素敵なギャップで楽しい絵本です。

冬が終わってもまだまだ眠たいくまさん。
動物も人間も春眠暁を覚えずというのは共通しているようです。
最近は暖かくなってきて毎日うとうと、くまさんの気分です。

毎日やってくる仲間たちやくまさんの日替わりの寝巻の可愛らしさにとっても癒されます。曜日の感覚やお着替えの様子など、子どもにも刺激になるようです。
タキシードでビシッときめたくまさんみたいに毎日ちゃんとお着替えをしてお手伝いをしてくれる子になってほしいなぁ。

とはいえ私も忙しい日常から逃げ出しくまさんと一緒にお昼寝がしたい！

冬が終わったのに、いつまでも眠りからさめないクマさんの表情がなんともカワイイ絵本でした。

このクマさん、目覚ましが鳴っては止め、鳴っては止めを繰り返す娘とソックリ！！
そして慌てて起きて、したくする様子まで、まさに娘そのもの（笑）

お話は月曜日のお誘いに始まって、火〜金まで、ちゃんと誕生会への準備になってたんですね。
最後の「ちょっとまって〜！」のオチも、楽しくて良かったです（＾＾）

毎日変わるパジャマとキャップの柄もとってもオシャレでキュート♪
その後のタキシード姿といい、なかなかオシャレなクマさんです。

可愛らしいお話と挿絵に思わず顔がほころぶ絵本です（＊＾＾＊）

なんとも愛らしいお話です。

誰が訪ねてきても、
「ちょっとまって」「ちょっとまって」と、
眠ってばかりのくまさん。

分かる！分かります！！
この言葉、ついつい言ってしまうんですよね。

でも、言われたほうは・・・？

子どもの頃、友だちに「ちょっとまって！」と言うと
「ち、よ、つ、と。はい、待ったよ！」
と返されるという 不思議なやり取りが よくあったのですが
なるほど、待たされるほうとしては、
はやく自分のほうに向いて欲しかったのでしょうね。

この絵本を読んだ今なら、その気持ちが分かるような気がします。
悪いことしちゃったなあ・・・。


そんな呑気なくまさんも、
本当に大切な日は覚えていたようで、
大急ぎで準備をして、みんなのところへ駆けつけます。

この物語は、くまさんが主人公ですが
友だちのために、1週間も前から
あれこれと準備をする動物たちの姿が、とっても素敵。

くまさんも、一緒にお祝いできて本当に良かったです。

一年に一度のスペシャルな日は、
どうしたって待ってはくれないですからね。

「ちょっとまって」
ばかり言っていると、きっと大切なことを見逃してしまうから、
「いま行くよ！」って言えたらいいなと思いました。