「はじめての かさ」 みんなの声

はじめてのかさ。ちびっ子って大きなカサでも「自分で持つー！」と言って聞かないですよね〜。え？家の子だけですか？そんな事ないですよね。
1人前にかさを持って誇らしい気持ち，うれしい気持ちが心にじわーっとしみ込むように伝わって来ます。
うちの子にももう少し大きくなったらレインコートと専用のカサを持たせてお散歩に行きたいな〜と、また一つ夢が増えました。

雨の日に初めてかさをさす時って、うれしい！
そして、薄暗い天気のあめの中をとっとこ歩いていく時の
不安も感じますね。

その､初めて傘をさした日の特別な気持がいっぱい詰め込まれたお話しを
おばけが登場したりして、うまく表現されているな〜って感じます。
それは、まこちゃんの台詞にもよく現れていて
お話しを聞いてる子どもたちは「ん〜、初めて傘をさした時ってこんな気持だったのかな？」
なんて、自分たちの「初めて」を振り返ったりして、懐かしさでいっぱいの様子。
ワクワクと、どきどきが交差する、初めての気持をいっぱい綴ったお話しでした♪

初めての傘のお話といえば、松谷みよ子さんの「あめこんこん」、やしまたろうさんの「あまがさ」がお馴染みですが、発見しました、おばけが出てくる「はじめてのかさ」。

このおはなしは、最初から雨が降っています。
ママに買ってもらった傘とレインコートで、ママとお買い物に出かけます。それをうらやましがる子たちがぞろぞろと出てくるのです･･･べろべろりーん！って。
傘を買ってもらって、ちょっと一人前になった「ぼく」のうれしさが伝わってくる絵本です。

娘が１歳半くらいから何度も何度も読みました。当時まだ言葉が十分でなかった娘は、傘のことを「さか」と言い、うちわを取り出して、自分も傘をさしているような気分になっていました。（たしかに骨の形状が近いような気もしますが・・・（＾＾ゞ）そして、べろべろおばけやだらだらお化けが出てきて大喜びします。子どもは本当におばけが大好きですねー。