前から気になっていたので、読んでみました。
「アレクサンダ」とは、本物のねずみの名前です。
ある日、ゼンマイで動くおもちゃのねずみ「ウィリー」と出会います。
ウィリーのようにお気に入りのおもちゃになってチヤホヤされたいと
願うアルクサンダは、自分もぜんまいねずみになりたいと願うのですが・・・。
壊れていなくても、古くなれば捨てられることのあるおもちゃ。
遠回しに、物を大事にしない人間を皮肉っているかな。
そして、捨てられる運命になってしまったウィリー。
ぜんまいねずみに変わるチャンスを掴んだアレクサンダ。
捨てられるかもしれないのに、ぜんまいねずみになっちゃうの!?
とドキドキさせられつつ、ラストには素敵などんでん返しが待っています。
友達を思う気持ち、アレクサンダの決断に天晴れな気持ちになりました。
まさに、副題「友達を見つけたねずみの話」の通りですね。
読み終えた後は、きっと微笑ましい気持ちになると思います。