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このあと どうしちゃおう」 みんなの声

このあと どうしちゃおう 作:ヨシタケシンスケ
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2016年04月22日
ISBN:9784893096173
評価スコア 4.8
評価ランキング 354
みんなの声 総数 34
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34件見つかりました

  • 死と向き合う

    ヨシタケシンスケさんのユーモア哲学、なんと、死の考察です。
    おじいちゃんの死後、遺品整理で出てきたノートには、
    「このあとどうしちゃおう」というテーマで、死後の希望が描かれてあったのですね。
    自分の死後の状態の予想などが、実に自由な発想で描かれています。
    「ぼく」は、おじいちゃんの心理をも読み取りつつ、
    自分も真似してみようと考えるのですね。
    ラストのオチも、いつもながらのクオリティ。
    子どもらしい受け止め方がとてもほほえましいですが、
    しっかりと考えているところにはいたく感心しました。
    さりげなく出てくるりんごは、ヨシタケ哲学の象徴でしょうか?
    タブー視したくなる「死」について、ユーモアを交えてもしっかり考えさせてくれる作品です。
    小学生くらいから大人まで、死と向き合うことができると思います。

    投稿日:2017/02/06

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  • なるほど〜

    • はるたろーさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子5歳、男の子3歳

    おじいちゃんが死んでしまうところから始まるので
    悲しいお話なのかな〜
    小さい子どもには読みたくないな〜
    と思ったのでが、最後はなるほど!!
    子どもに夢や目標を持つことの大切さ、
    みたいなことを教えることができる絵本だと思いました。

    投稿日:2016/11/27

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  • ビックリ!!

    『死』というテーマをこれほど明るく、深く描いていることに、本当にビックリしました。

    おじいちゃんの死後にみつかった「このあとどうしちゃおう」ノート。
    死ぬことへのイメージ、死後の世界、死んだ後に自分がすることなど、いろんなことがかいてあって、まるで冒険にでも行くみたいです。
    主人公の男の子も言っていますが、とてもワクワクしてきます。

    でも、ただ単に『死ぬことをたのしみにしていた』と解釈するのではなく、もしかすると『死ぬのが怖かった』ことの裏返しかもしれないとも考えるのです。
    深いな〜と思いました。

    本当のところは、このノートをかいたおじいさん本人にしかわかりませんが、少なくとも、このノートをかいている時は、とてもたのしかったんじゃないかなと、私は感じました。

    『死』は、もちろんとても重いことだし、直面すれば、やっぱり冷静ではいられなくなるでしょう。
    けれど、ただタブー視するのではなく、その時その時の死生観を大切にしたいなって思いました。

    投稿日:2016/11/29

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  • このおじいちゃんのノートはすごくいいですね。
    こんな風に考えるだけで、気分が明るくなったのではないかな。
    一人で考えた、死への不安を紛らわす方法だったのかな。
    この通りだったら、自分は何を選ぶかな?と思わず考えてしまい、
    読んでいて楽しかったです。
    このお話のおばあちゃん編、とかも考えてしまいました。
    この世を去ってから、このノートを見つけた人が色々考えています。
    なんだか良いなと思いました。

    投稿日:2016/11/22

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  • 付録のインタビューと4コマ漫画もしっかり見て

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    「わすれられないおくりもの」とか、「だいじょうぶだいじょうぶ」とか、「おじいちゃんがおばけになったわけ」とかとは違った目線で描かれている「死」についての絵本です。
    ヨシタケさんらしい楽しい死後の世界。こんな天国ならいい、こんな神様がいたらいいという予想はユーモアにあふれていて面白いです。
    けれど、この作品は決して軽い気持ちで描いた「死後のおはなし」ではなくて、ご自分がご両親を次々に亡くされた経験を元にいろいろ考えて作られたんだというのが、付録の作者のインタビューを読むとさらにわかります。
    また、付録についている4コマ漫画も面白いので、読んでほしいです。

    「じごくのそうべい」シリーズなんかと一緒に紹介したら、子どもたちにも物語に込められている意図が伝わるかなぁ。

    ちなみに絵本の裏表紙の絵は、映画のポスターみたいな作りになっていて笑えます。

    投稿日:2016/11/18

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  • 楽しく死について考える

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    おじいちゃんが死ぬ前に書いた死後についてのノートをきっかけに、一人の少年が生と死について考える絵本。
    くだらなくておもしろかったり、しんみりと考えさせられたり・・・。
    ヨシタケさんの本は不思議です。絵本?という感じです。おもしろいです。読んでみてください。
    5歳の娘にはまだわからないかななんて思いましたが、いろいろ彼女なりに感じた様子です。まぁ、ただおもしろかったのかもしれませんが。

    投稿日:2016/10/13

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  • 死んだおじいさんの残したノートには…。
    いきなりネガティブな書き出しで、ちょっとドキリとしましたが、用意周到なおじいさんは、これから向かう死の世界に夢を膨らませていました。
    こんなおじいさんになりたいと思いました。
    ひょっとしたら、怖さを紛らわせるために書いたかもしれないと思ったお孫ちゃん。
    それはそうかもしれないけれど、その思いやりはナイスです。
    一度は誰もが死んでいくのですから、ポジティブにいきたいと、自分に言い聞かせました。

    投稿日:2016/09/28

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  • ユーモアをもっと伝えてあげたくなる

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子4歳、男の子1歳

    ヨシタケシンスケさんの本を気に入って
    図書館で借りて読んでいるんですが、
    「このあと どうしちゃおう」は人気でなかなか借りれず、
    やっと読めました。

    やっぱりいいですね。
    ニヤニヤしながら読みました。

    付録のヨシタケシンスケさんの言葉がよかったです。

    人生をどんだけ面白く見つめられるか。
    子どもに幅広い視野で人生を感じさせれるか。

    しつけや愛だけでなく、
    ユーモアをもっと伝えてあげたくなります。
    ただ、私は生真面目なのでなかなか難しいのですが。

    投稿日:2016/09/26

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  • エンディングノート

    またこの形式で出版したのかあ。もう同じちゃうかなあ。
    そう呟きながら読んで、琴線を鳴らされました。
    毎度思考が羅列してあるだけじゃなく、潜ればテーマがあって、それを自分で付け足すこともできる永遠に終わらない絵本ですね。
    私も「このあとどうしちゃおうノート」と「生きてるあいだどうしちゃおうノート」の両方を作りたくなりました。

    おじいさんの思いに気付く主人公、そこから自分で昇華していくところ、素晴らしいです。
    死を扱うなら、こうして子ども自身に考える余地を残してあげたいですね。そして未来へ、今の自分へ戻って来られたら言うことありません。
    すっかりファンの娘は、自ら手に取っていました。今回笑いは漏れず、普通の顔で返してくれました。

    投稿日:2016/07/04

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  • 深〜〜い

    ヨシタケシンスケさんの新作。
    今度は”死”がテーマ。

    笑いながら、最後は”深〜〜い”とうなってしまいます。
    中高校生に読んでも欲しいかも。

    絵本に付いていた、ヨシタケさんのインタビューを読んで、さらに納得。ヨシタケさんの伝えたいことがわかりました。
    ヨシタケさんの物の見方は面白いし、素敵だなぁ〜と思います。

    投稿日:2016/06/08

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