「ねこ ねこやなぎ」 みんなの声

動植物をとても上手く紹介していると感心しました。文章にもさりげない優しさが溢れているし、絵にも温かい優しさがあって丁寧で綺麗でよかったです。ねことねこやなぎは暖かい太陽のひざしにとても待ちわびた春の喜びが溢れて希望の光を想像しました。私は、小さなさぎそうに小旅行を思いました。夢をもらいました。

２月の図書館のおはなし会で読んでいただきました。
表紙のタイトルの文字は遊び心があるし、猫の頭に乗っているすずめがくわえているのは、猫の目と同じ色をしたすずめうり。
子どもたちも動物と植物の絵に興味津々。
猫のにっこりした表情やきつねの楽しそうな様子が生き生きと伝わってきます。
岸田衿子さんの自然との暮らしの中で育まれた感性から紡ぎ出される文章や詩もいいです。
このお二人の他の作品もゆっくりと楽しんでいきたいなと思います。

生き物にちなんだ、名前のついている植物っていろいろと
あるものです。
毛が美しく光るネコヤナギの木は大好きですが
知らない名前の植物もちらほら。
からすうりやきつねのてぶくろ、
さるすべりにさぎそうにほたるぶくろ。
知っている名前も色々ありました。
改めてみると、なるほどと勉強になりました。
面白いですね。

ねこ、ねこやなぎ、くま、くまいちご、からす、からすうり・・・
動物と動物の名前がついた植物が、一緒に登場します。

めずらしい名前の植物が、その動物と並んで
描かれているので、「だからこの名前なんだ！」と
納得できます（なかにはなぜ？というものもありますが）

くまいちご、まむしぐさ、そんなものもあったの？
山や野で見かけたことはあったものの、名前は知りませんでした。
読んで驚き、思わず調べてしまいました。

途中まで楽しく読んでいたものの、
息子は大きめに描かれたマムシの絵が怖いようで
しかめっつら、引き気味になっていました。
私もこのページはちょっと妙にリアルで苦手かも…

「ねこやなぎ」「さるすべり」
動物の名前がついた、植物が紹介されています。

こんな植物があったんだと、私も勉強になりました。
少し残念なところは、植物の名前の由来がわからないものがあることです。

この絵本が植物に興味を持つきっかけとなって、図鑑で写真や名前の由来を調べる、という方法がいいのかもしれませんね。

動物の名前がついている植物って意外にたくさんありますよね。

「からすうり」「ねこやなぎ」など。

息子に見せたら「ねこやなぎは知ってるけど」「あっ！くまいちごなんてあるんだ」と。

岸田衿子さんのリズム感のある歌のような文章にかわいい絵がついています。

「きつねのてぶくろ」のきつねの様子がかわいいなあって思いました。

息子と驚いたのは「まむしぐさ」です。見たことはないですけれど、確かにまむしに似ています。

岸田さんの本には、木いちごの関係のものが多いと思ってましたが、こんな植物の名前に関する楽しい絵本があるんだなあと思いました。

身近にありそうで、名前の知らない植物がいっぱい出てきました。もちろん知っているのもいくつかありましたけど。
岸田衿子さんのリズミカルなことばが植物への関心を高める感じがしました。
ねこではじまって、ねこで終わるところがおもしろいですね。
小学生くらいのほうが楽しめるのかなと思いました。

生き物の名前と似た植物が描かれている絵本です。

聞いた事はあるけど見た事はなかった植物が沢山出てきて、新しい発見が出来る絵本でした。
言葉遊び絵本としても楽しめる絵本だと思いました。

様々なものに興味を持ち始めた子ども達に、是非読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆

野いちご便りではまった　岸田衿子さんと古矢一穂さんのタッグ。
この２人に草花のこと、小動物を描かせたら天下一品☆

今回はいつもとちょっとテイストが違う絵で登場。

ねこ、とねこやなぎ　がいっしょのページでコラボレーション。
詩のような言葉で綴ります。

からすとからすうり、すずめとすずめうりのページが可愛らしい。

すずめうりなんてあるんですね。

私のお気に入りは孔雀のページ。

娘はねずみとねずみさしがどうにも気になるようです。

子供たちと外へ飛び出して遊びたくなる絵本です。

３歳の息子も６歳の娘も面白がっていました。そんな植物あったんだー！！と私も感動です。実際、どんなのかは、みてみないとわからないけど。キツネの手袋を反対に読んで、ろくぶて（六回ほっぺをたたく）遊びは、昔やりましたが、この本で、それを思い出しました。子供と一緒に、楽しませてもらいました。