「つまんない つまんない」 みんなの声

つまんないとは、なにかを哲学してゆく男の子。
いつもどおり、あんまり取り合わないお母さんの様子が笑えます。
追及してゆく過程で、なかなか鋭い面もあって面白いですね。
おじいちゃんやお父さんにもインタビューしていますし、、
大人の代表お父さんが言いよどんでいるところでは、さっさと切り上げているのも面白いです。

「つまんない」の謎について、考える男の子のお話。
『りんごかもしれない』とか作者お得意の方向の絵本ですね。
「つまんない」ときも「つまんない」について言及してみると、おもしろくなるものですね（笑）。
なかなか私はここまでいろいろと考えられそうにないですけど。
ユーモアあるヨシタケシンスケさんらしい絵本だと思いました。

男の子が、「つまんない」について、なぜつまらないんだろうということをじわじわと追及していくお話。いろいろな「つまんない」場面がでてきて、笑えたり納得させられたりと面白かったです。お父さんの一言が「まぁそうかも」と思えたのですが、男の子には納得できなかった様子。それがまた面白かったです。

一ついえることはね、「おじいちゃんは、昔あったつまんないことを話す時、ちょっと楽しそうだった。つまんないことって、時間がたつとおもしろくなるのかな」に、私的意見はね、おじいちゃんはね、孫にお話するのが嬉しいんだよ！おじいちゃんは、誰でもいいから聞いてくれる人がいれば、楽しいんだよ！つまんないって、直ぐに飽きるから「つまんない　つまんない」って言って遊んでると思いました。