めだかさんたろうは小さな末っ子のメダカなので、
でっかくなることを夢見て川下に向かいます。
いろいろな魚と出会い、より大きな魚に相談しようと意気込むのですが・・・。
海の生き物達がリアルに描かれ、迫力満点です。
でも、めだかさんたろうが小さい姿ゆえ、
大勢の読み聞かせでは遠目が利きにくいのが残念です。
さらに、他の方のレビューにもありましたが、ラストの展開には
ちょっと違和感があるかもしれません。
少し抽象的なので、案外小さい子には???かもしれません。
逆に、少し大きい年齢の子どもたちのほうがいろいろなことを感じ取れるのではないでしょうか?
椎名誠さんの文章だけに、たくさんの想いが込められているような気がします。