「だるまちゃんとてんぐちゃん」 みんなの声

近くの絵本読み聞かせ会で定番のシリーズ絵本です
でもうちの息子は　あんまり反応がよくなくて
おうちでも　読んでみたのですが　いつも読み終わる前にページをどんどんめくられてしまいます

3歳にちょうどいい絵本かなと　母としては思うのですが。

だるまちゃんが　うちわがほしいといったら
たっくさんうちわをだし
帽子がほしいといったら　たっくさん帽子をだしてくれ
だるまちゃんの希望に　一生懸命こたえる
大きなだるまどんに　感激しちゃいます
優しいパパという感じの　おおきなだるまどん、私が大好きになっちゃいました

定番中の定番。
だるまちゃんと言ったらこの本です。だるまちゃんシリーズのほかの本を続けて読んだので、このお話も読まなくちゃ。

だるまちゃんは友達のてんぐちゃんが持っているうちわ、ぼうし、はきもの、さらにははなまで欲しくって・・・
お父さんのだるまどんにおねだりするところがいかにも子どもらしい。うちの子も言います。お友達が持っているから欲しい、お店で見て、おもちゃが欲しい・・・。
だるまちゃんに言われてすぐさま用意するところ、お父さんはすごいというか、どうなんでしょう。でも、結局だるまちゃんの欲しいものとは違って、自分で考えて他のものを使って見立てるところなんかはいいと思います。
そうそう、そうやって自分で工夫するんだよね〜。「欲しいからちょうだい（買って）」じゃなくて自分で考えてみなさい、と母目線で見てしまったりして。

最後はだるまどんもおじいちゃんもおばあちゃんも協力して、素敵なはなができました。

あまり日常的でない「だるま」と「てんぐ」を覚えさせるのにはいいと思った。

色んな種類の帽子、ウチワ、靴など書かれている場面があるので、子供にどんなのが好きか聞いたり子供との会話も楽しめる。

シンプルで分かりやすいのが一番いいです。

「てんぐちゃん」がおじいさんの顔をしていることに、多少の違和感がありました（＊＾_＾＊）
子供たちに一番受けたのは、お父さんだるまちゃんが「鼻」と「花」を間違えたところ。そのせりふもよかったですよね。
「おおまちがいのとんちんかん」
しばらくは、母も真似して使ったものです。
だるまちゃんが、なんでもてんぐちゃんの物をほしがっているようなところは、子供たちもよくないという印象をもって見ていたようです。それをほしがって、お父さんにおねだりする点も、批判的でした。
しかし、年を重ねるにつれ、同じものがないと、自分で工夫する点がいいなぁ、という感想を持つようになりました。
子供も成長しながら何度も繰り返し読んでいると、ちゃんと視点が変化していくところが素晴らしいと思いました。

子どものわがままって本当にかわいい。

百万円欲しいとか
ブランドのバックが欲しいとか
良い車に乗りたいとか


自分の小さなころ、
同じことをしていたら、
もっと愛されたのかもしれない。

息子が3歳になり少し長いお話も聞けるようになったので、図書館で借りてみました。子供の頃に読んだ記憶はあるのに、無いようは全く覚えていませんでした。
大人になって改めて読んでみて、自分がこの本を好きだった理由が分りました。
てんぐちゃんの物が羨ましくなり、似たものを探すだるまちゃん。帽子が欲しいんじゃなくて、てんぐちゃんが被っている様な形のものが欲しいんですよね。うちわじゃなくて、てんぐちゃんが持っているような形のものが欲しいんですよね。
子供ながら、そんなだるまちゃんが可愛くもあり共感でき、面白くって好きだったんだと思います。
子供には気に入った本だけを買い与えるようにしていますが、この本はぜひ本棚に置いていつでも読めるようにしていたい一冊です。

昔からある絵本ですよね。
私の子どもの頃からあったのでしょうけど、実は読んだことがありませんでした。
長男にちょうどいいかなぁと思って、一緒に読みました。

だるまちゃんは、てんぐちゃんの持っているものがどれもこれも羨ましいのです。
うちわも帽子も、鼻でさえも「いいなあ」と思って、真似したくなってしまいます。
どんなに真似されても、「真似しないで」と怒ったり、
「自分のの方がかっこいい」とか言ったりしないてんぐちゃんは、優しいなぁと思いました。
そして、おおきなだるまどんも、次々とリクエストに応えていろんな帽子を出してきてくれたり、優しいですね。
それも、すごいバリエーションが豊富！
私なら「もうええやん、いい加減にしぃ」と言ってしまうかも（笑）
親子ともども楽しめる、永遠の名作だと思います☆

２歳の頃に買いましたが、５歳になっても楽しんでいる絵本です。
誰だって、相手が良いものを持っていたら欲しくなりますよね。
だるまちゃんは天狗ちゃんの物が欲しくて、だるまどんにお願いします。
だるまちゃんの願いを叶えてあげようと、色々な物を出してくれるだるまどん。天狗ちゃんの真似ができたと喜ぶだるまちゃんに「いいもの見つけたね」と褒めてあげる天狗ちゃん。だるまちゃんが愛されている様子が伝わってきて、幸せな気分になれます。

加古里子さんの絵本は、たっくさんの物が描き込まれているものが多く、
「これなあに？」と聞いたり、「どれにしようかな」と選んだり出来るので、
私は子どもの頃から大好き、上の娘も大好きです。
この絵本にも、たくさんのうちわと帽子と履物とお花が登場します。

文字数の多い物語絵本は、飽きてページをめくりたがったり立ち上がったり、
まだなかなか落ち着いて聞けない娘なのですが、
加古さんの作品は、娘にとっては比較的文字が多いにもかかわらず、
最後まで真剣に聞いてくれるから不思議です＾＾
（初めて“からすのパンやさん”を読んだ時、
　ダメもとだったのに読み切れたので、本当に驚きました）

だるまちゃんシリーズは、案外込み入ったストーリーが多いのですが、
この作品は展開がシンプルで、繰り返しもあって、
いわば、だるまちゃん初級編？といった印象です。
比較的小さい子からでも大丈夫でしょう。
だるまちゃんは、てんぐちゃんと遊んでいます。
てんぐといえば、強面の怖いおじさんが定番ですが、
てんぐちゃんは風貌はそのままですが、行動はまさしく子どもで、
そのあたりのギャップも面白いですね。
てんぐに付き物のうちわ、帽子、高下駄を真似しようとするだるまちゃんの
子どもらしい発想に拍手です。
そんなてんぐちゃんにちゃんと付き合っている父、だるまどんも
結構イクメンですよね。
でも、天然ボケのところは豪快で、関西人としては嬉しいです。
てんぐは、日本古来から伝わる存在ですから、
このてんぐちゃんから、てんぐについて覚えてもらうのもいいですね。