うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)
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青と白で、しろくまのお母さんとこぐまの愛情あふれる世界を描いています。 お母さんは子どものあこがれなのですね。 早くお母さんのようになりたい自分と、まだまだ甘えていたい自分とがいる年ごろです。 嫌でもあっという間に大きくなってしまうのだから、大切な時間ですね。
投稿日:2024/05/23
お母さんのあるべき姿を学ばせてもらいました。 はやくはしりたい、おおきくなりたい、おおきくなったら、どうやっておよぐんだろう、 成長していくことにとっても前向きなちびくまくん。 それに対して「ゆっくりおおきくなろうね。」と声をかけるお母さん。 私は今のところ息子が成長していくことが楽しみでなりません。 外の世界へ出られるように葉っぱをかけていくだけのお母さんでは子供も寂しいですね。 「ゆっくりね。」「まだ小さくていいのよ。」と子供に安心感も与えられるお母さんでありたいなと、読んでいて思いました。
投稿日:2021/09/17
しろくま親子のかわいい交流の様子が優しいタッチで描かれています。途中でちびくまくんのしぐさや言動が娘にそっくりなことに気づいて親子で笑いながら読み進めました。 早く大きくなりたい5歳の娘と、日々「早く大きくなってくれないかな〜」と願う私。でもそのふわふわすべすべの体を抱っこするときに「もうちょっとこのままでいいかな」って思ったりも…。 しろくま母さんの「ゆっくりゆっくりおおきくなあれ」という言葉が、あらためて胸に響きます。そう、急がなくても焦らなくてもいいんですよね。忙しい日々の中でも成長をゆっくり待てるお母さんでありたいです。絵本を通して、娘に「ゆっくりでいいんだよ」のメッセージが伝わっているといいなと思いました。
投稿日:2020/08/12
どうぶつも人間も小さい時は本当に朝から寝るまでずっと一緒。 小さい子供はお母さんと一緒になりたくて、大きくなりたい、同じことがしたいと思うようになります。 冬眠から目を覚ました白熊の親子、お母さんに追いつきたくていろいろなことに挑戦します。 相撲にかけっこ、簡単にかわされしまいます。この絵本ですごいなって思うのは口ではいっぱい食べて、いっぱい遊べばお母さんのようになれますって言えるのですが 実際に自分の上に立たせて、大きいクマになった目線にさせたり背中に乗せて全力で走って早くはしる体感をさせていることです。 大きくなってほしいけど、ゆっくりでいいよって話してますがまさに私も寂しい気持ちとうれしい気持ちから行ってしまう一言だと思いました。
投稿日:2018/05/05
大きくなったらどんなことでも出来るようになるんだという、大きくなることの憧れ。 そしてお母さんが大好きというちびくまくんの気持ちが本いっぱいにあふれてる。 そして、子どもと愛するお母さんの愛情。 お母さんのように、大きくなりたい。 でも、お母さんに甘えられる今も好き。 そんなちびくまくんに、ゆっくり大きくなればいいのよ、というお母さんの言葉はほんとにいい言葉だなぁと思う。 こんなふうに、おおらかな気持ちで、ゆったりと、そしてじっくりと子育てできたらいいね、と思う。 これは、何かといそがしくあわただしい日々を送っている多くの人に、子どもにも、そして大人にも響く絵本だろうな、と思う。
投稿日:2011/02/19
しろくまの母と子の愛を描いた絵本って多い気がします。 これもそうで、「大きくなりたいな」というしろくまくんと、「ゆっくり大きくなってね」というしろくまのお母さんの仲睦まじい様子が、白と青のさわやかな絵で描かれています。 ついついイライラしてしまいがちな子育ての日々ですが、このしろくまのお母さんのように、小さな子どもとのかけがえのない日々を、じっくり楽しんでいきたいなと思いました。
投稿日:2010/02/11
シロクマの母子の姿がいきいきと描かれています。 色づかいもとても美しいです。 「ぼく、ママみたいにおおきくなりたいな」というちびくまくん。 でも「ぼく、まだちっちゃいままでいたいな」と甘える一面も。 おかあさんも、「ゆっくりゆっくりおおきくなってね」と言います。 大きくなりたいけどまだまだ甘えたい・・・そんな気持ちが伝わってきます。おかあさんの方もちびくまくんにまだまだ小さい子どもでいてほしいなっていう気持ちがあるのだと思います。 娘と私の姿と重なりました。 娘も、読み終えるといつも以上に私に甘えてきました。 こんな貴重な時間を大切にしたい・・・そう思えた一冊です。 親から離れて外の世界を知り始める3〜5歳くらいの微妙な年頃のお子さんに、ぜひおかあさんが読んであげてほしい本です。
投稿日:2008/06/14
そんなに早く大きくならなくていいんだよ。 読みながらそんな事思ってしまいました。 しろくま親子だけの登場で シンプルなようだけどそれがかえって この親子の密度を感じさせられます。 早くお母さんのようになりたいちびくま君の 健気さがとっても可愛い。 大きくなったらこんなことだってできる あんなことだって....。 親も手がかかる小さい子を抱えると 早く大きくなって欲しいなぁって思うこともありますね。 でも本当に子供の成長って早いなって日々感じます。 最後のページでおかあさんに抱えられて 眠りにつくちびくま君が幸せそうで....。 子供ももちろんだけどちょっとイライラした時に こんな絵本読むと親もきっと穏やかな気分になれるんじゃないかなって思います。
投稿日:2007/08/25
娘が園で読んでもらった絵本です。 偶然その場面に出くわした私は、表紙絵がかわいいなとの印象だけでしたが、なんて素敵なお話なのでしょう! 子供ってこういう気持ち、ありますよね。 お化粧だってしたいし好きなお菓子だって食べたいし、お母さんお父さんのやっていることに興味津々。でもやっぱり寂しいの。甘えたいの。 そんなことを娘自身がよく言っています。 「だけど大人になっても(大きくなっても)寝る時は抱っこしてや」 ちびくまくんとまーったく同じ事を素で言っていましたっけ。 子供心をよく表している所も良かったのですが、母としては母グマに感心しました。 「早く大きくなりたいな」という小さな話の種を、こうして膨らませてあげるお母さん。私ならその場の返事だけで終わっちゃいます。 大きくなった気分を味わったちびくまくん、さぞ楽しい一日だったことでしょうね。お母さんとも密着できて、とても充実したのではないでしょうか。 子供が5歳近くにもなると、手をかけて遊ぶのがつい億劫になってしまいます。私だけかしら。 絵本だけの世界で終わらせずに、時々は本気でつきあってあげなくちゃなぁ。互いの身体に触れて遊ぶなんてことが少なくなってきた。 人間だっておんぶしながら走ったり、追いかけっこしたり、身体の上に乗せたりできますものね。
投稿日:2007/03/01
かわいいながらも、しろくまの迫力を感じさせてくれる絵だと思います。 しろくま親子の話ですが、今の自分と娘の等身大の気持ちを見事に絵本にしてくれたような感じがします。 親子共々なにかやさしい気持ちになれる本です。
投稿日:2006/12/03
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