「セバスチャンのトランペット」 みんなの声

子どもが出来ないことがあったとき、それを責めるのではなく、叱るのではなく、一緒にするのでもなく、「ゆっくり続けていこうね」と、優しく後押ししてあげることの大切さを感じました。
すぐにできることだけするのではなく、根気強く、めげずに頑張る姿に、胸を打たれました。
子どもの誕生日、ほしいものをあげるのではなく、子どものやる気を伸ばすものをあげるのもいいなぁと思いました。

３つごのくまくんたちのお誕生日に、パパとママからプレゼントをもらいました。セオドアは、太鼓。オズワルドは、バンジョー。セバスチャンは、トランペット。ハッピーバースデーの歌の演奏をしようと言うことになったのですが、セバスチャンだけ何度鳴らしても音が上手く鳴りません。鳴らないトランペットでいじけるセバスチャンを、ママは、「
大丈夫。いつか、きっと吹けるわよ。ゆっくり、ゆっくり、ゆっくりやろうね」って慰めます。ママの態度や、兄弟たちもセバスチャンを温かく見守る姿がよかったです。孫も、ゆっくり、ゆっくりと成長してるので改めて見守らなければと思いました。セバスチャンのように直ぐには出来ないかも知れないですが、孫なりに毎日リハビリを頑張っているのでママの姿を見習いたいと思いました。

吹奏楽部に入部して２ヶ月経った娘にはまさにタイムリーなお話し。
実は、今はパーカッションの担当なんですが
本当は金管楽器を演奏してみたいらしく、こないだ
先輩に少しだけ教わったトランペット。セバスチャンのように
なかなか音が出なかったのですが（まあ、初心者なのでね〜）
頑張ってるセバスチャンの姿を見てると
自分もがんばってみたいな〜。
絶対に演奏してみたいな！そんなやる気を持ったようです。
金管楽器も演奏できるようになるといいね！何て言いながら
読み進めましたが、更なる憧れが増し、
部活にも熱が入りそう！

そして、セバスチャンからなんでも頑張ってみること。
と、ゆうきをもらった様に感じたようですよ！

誕生日に楽器をもらったこぐまたち。セバスチャンのトランペットは、なかなか音が出なくて・・・。

できないことを、頑張るように迫ったり、怒ったりするのではなく、ヤル気になるのを待ってあげることが大事だと改めて思わされました。イヤ、頭では分かっているのですが、ついつい・・・ってことも。

楽器の習い事が苦痛になっている子の話を聞いたことがあるけれど、やっぱり「音」を「楽」しまなくっちゃ。

全員でハッピーバースデイの曲を演奏できたときは、読んでいて嬉しかった！！楽器の音真似をして読むと、子供は大喜びです。