この絵本を図書館から借りてきて読んでいたら、下の子が「なに?その本知らなかったの〜?」と、言われてしまいました。
どうやら、うちの子の通う小学校の各教室に備え付けてある児童文庫に何冊かあるらしいのです。
図書室の本は見ても、学校ボランティアで各教室の棚までは把握していませんでした〜。
調べてみたら、北米インディアンに伝わる伝説を絵本にしたとか…。
だから登場する『神様』の姿がインディアンなんですね〜。
動物たちから見たら「火」を使う人間は神様だったのかな〜。
それとも神話によくある、自分たちの知っている姿で神さまを描いているだけなのかもしれませんが……。
神話・伝説系のおはなしなので、小学校中学年から高学年くらいにお薦めです。
少し前に「うさぎのみみはなぜながい」というメキシコの民話絵本を読んだばかりですが、
アメリカ大陸に点在していたインディアンたちにとって、“ウサギ”という生き物は、とてもしたたかで日本の昔話でいうところの”タヌキやキツネ”みたいな存在だったのかな〜と、感じました。