高学年対象の読み聞かせに持って行きました。
5年生が20人ほど聞いてくれました。
図書館で見つけたとき、絵の稚拙さを見て
「これは?」と手に取り、さらっと読んで
「なかなか面白いなぁ」と思いつつ
裏表紙の作者の生年月日を見てビックリ!
1998年生まれ、といえば、平成22年現在、6年生!
まさに今回の読み聞かせにぴったり!
読み聞かせでは、まずは裏表紙を開いて
作者の生年月日を紹介し、
「みんなは何年生まれ?」と聞くと
さすがは高学年、「1999年!」と口々に答えてくれました。
「ということは、この作家さんは今、6年生です!
この人が1年生のときに書いたお話が賞をもらって
絵本になったのが、この本です」と紹介しました。
「えー!すげー!」なんていう声があがっていました。
親近感がわいたところで、読み聞かせスタート!
『円ちゃん』がどんどん成長するところ、
好みがどんどん変わっていくところ、
大人になって結婚して僕の頭に卵を産むところ、
などなど、ところどころで笑いが起き
楽しそうに聞いてくれました。
最後に羽が生えて、増えたおかねたちが
飛んでいってしまうのですが
そこでは「あーあ…もったいない」なんていう声が
あがっていました。
みんなで楽しめた絵本でした。
ちなみに読み聞かせサークルの仲間が
「『もったいない』はお金の価値の分かっている
高学年ならでは、のコメントやな。
低学年はどう言うんやろうね」と言っていました。
機会があれば、低学年とも楽しみたいなぁと思ってます。