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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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熱気球」 みんなの声

熱気球 作・絵:ガブリエル・バンサン
訳:もり ひさし
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1998年
ISBN:9784892386985
評価スコア 4.14
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みんなの声 総数 6
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  • 自分で物語を作る

    「くまのアーネストおじさん」シリーズや『アンジュール』の作者、ガブリエル・バルサンのデッサンのイラストに惹かれ、手に取りました。
    さばくの真ん中に降り立った熱気球。そこに羊飼いの少年が近づきます。
    ほとんど言葉のない、絵が語るおはなし。物語を想像して楽しむようになっています。
    解釈はそれぞれの読み手に委ねられているので、それぞれにいろんな物語ができそうです。

    投稿日:2021/10/04

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  • 草原の中に降り立つ熱気球の飛行士の目的は何だったのでしょう。
    羊飼いの少年は、羊を置いたままどうして熱気球に乗ってしまったのでしょう。
    空から見下ろす土色の世界に神秘的なものを感じながらも、頭の中では疑問が一杯です。
    哲学的な問いかけをされているような気がしました。

    投稿日:2019/10/21

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  • 熱気球…乗って見たい

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子18歳、女の子16歳、女の子14歳

    サハラ砂漠の真ん中に、ある日熱気球が下りて来ます。
    羊飼いの少年の元に。
    操縦していた若者は少年を空へと誘います。

    少年のせりふが三言ほど。あとは絵のみの本です。
    全編を淡い黄色で描いてある砂漠は、本来生きていくのに過酷な場所
    であろうと思いますが、人を優しく包み込むような雰囲気があります。

    少年にとっては夢のような空の旅。
    でも、上からみた景色ですぐに現実に引き戻されます。

    この少年は羊の世話をする事が人生のほとんどを占めるような生活を
    送るのだろうなと想像します。   

    今後の彼の人生に、この空の旅はどんな影響を与えるでしょうか。

    そんな事を考えるのも楽しいです。

    最後のページ、若者は少年に手を引かれて、村人たちのところへ
    案内されます。
    自然を相手に生きている人達は、人の善し悪しが直感でわかるのかも。

    個人的には、文字は全くなくてもいいんじゃないかと思いました。

    投稿日:2009/09/12

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  • 視点を変えて何度でも。

    砂漠に降りた熱気球。羊飼いの少年は好奇心いっぱいで熱気球に乗った男に近づく・・・
    少年の好奇心や、好奇心から気球に乗って飛び立ったのは良いけれど
    急に異空間に飛び立ったようで不安になったところ。

    そして、その後に見慣れない男に群がる村人達。

    熱気球に乗ってきた男。羊飼いの少年。村人達。
    それぞれの視点から物語を作っていくと何度でも楽しめるし
    たくさんの人数で読むと、更に意見を交わしたりしてますます、すてきな作品になることでしょう。

    また登場人物達は皆、ぼやけた表情で描かれているのですが
    やさしい水彩画が読み手の私たちにもこのお話しの世界の生活や人々の様子を
    しっかり感じ取ることができて、静かな時間を過ごすことができました。

    投稿日:2008/02/07

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  • 静かに味わう

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子11歳

    砂漠に降り立った熱気球と、羊飼いの少年の様子を
    ほとんど文字の無い絵だけで展開していきます。
    ガブリエル・バンサンの絶妙なデッサン力を味わう絵本ではないでしょうか。
    彩色されていますが、メインはデッサン画。
    表情も無いのに、立ち姿だけでお話が立ち上ってきます。
    少年の好奇心、異国の生活、そしてラストは交流、でしょうか。
    手にとってじっくり味わい、絵からのイメージを想像する、
    少し高度な絵本だと思います。

    投稿日:2007/11/16

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  • 空ってどんなところ?

    • そやでさん
    • 20代
    • その他の方
    • 大阪府

    バンサンの子供目線での描き方が温かい作品です。柔らかい水彩画、字もほとんど無ければ後書きもありません。

    羊飼いの少年の下に気球が舞い降りてきます。羊を気にしながらも少年は気球から下りてきた男に近付いていきます。好奇心から乗ってみたものの・・・羊を置いてきちゃった、下ろしてよう・・・。

    読むだけなら1分でも読めるこちらの本を20分弱かけて見返しました。謎めいたものには触れてみたい。幼い時ほど好奇心が強いものです。ところがいざ触れてみるとおっかないものだった。こういった経験は誰でも体験していますよね。

    少年が目にしているものは気球。好奇心の対象も空であり気球であるのに対し、集落の大人は気球ではなく異国の者を観察するかのように男に目を向けます。観点の違いがラストに描かれています。

    少年を中心とするか、男を中心とするかで感想が違ってくる作品です。じっくりと考えさせてくれます。高学年向き。

    投稿日:2007/02/15

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