日本版のこの本の観衆を児童作家の重松清さんがされていて、それが気になって図書館で借りてきてしまいました。
副題に「こども哲学」とあります。
目次は「ひとり」「そんちょう」「意見」「平等」「しごと」「リーダー」に分かれていました。
何度も何度も読まないと、子ども達(特に日本の子ども達)には、この本の言っていることは伝わらないかもしれない。
とても簡単に例題をあげて、面白いキャラクターたちが意見を交わしているけれど、
日本の社会は、こういう意見交換そのものをあまりやっていないから、伝わりにくいんじゃないかな〜て、思いました。
でも、編集部後書きや作者、イラストレーターの説明文は、
この本で言いたかったことを、とても簡単に分かりやすくまとめてくれている!という気がしました。
奇妙な読み方ですが、出来たらまず後書きを読むことからお薦めします。
それから本文を読むと、なんだかよくわかるような気がしませんか?
これは子どもといっても小学校高学年から中学生くらいの人たちが読むといいかもしれません。