当時3歳だった息子は、図書館で偶然手にしたこの絵本に一目惚れしてしまって離しませんでした。
僕もまうるいタッチの絵と、冒険のお話しということですぐに気に入りました。
風で飛ばされてしまった“たから”の地図を追いかけ、主役のまうるは怖〜いおばけ森に入り、気味の悪〜い洞窟を抜けてたりと冒険をして行きます。
やっとのことで掴まえた“たから”の地図が見開きいっぱいに描き出されると、冒険心はますますかきたてられます。
息子もこの地図が気に入って、絵本をお手本にお絵描きをするようになりました。
そこで家の中の地図を絵本に似せて作ってやり、何ヶ所かに中身のわからない“たから”(おもちゃ)を置いて、地図片手に息子を冒険に出しました。ひとつひとつ探し当てるごとに嬉しくなるようで喜んで冒険していました。
ただひとつお座敷(我が家の架空のおばけ“ベルトラッチュ”が棲んでいる部屋)を除いては。
たいがい男の子は地図を使った“たから”探しが好きなのでしょうね?!
かくいう僕もその一人ですが。