自分が何気なく行ってきた様々な行事にも、由来はあるわけですよね。
「そういう行事がある」のが当たり前で、特に考えもせずに大人に
なってしまったのですが、こうして絵本を読んでみると、知らなかった
ことにたくさん出逢うことができて興味深いです。
少し前に娘に読んであげた同じシリーズの『ひなまつりにおひなさまを
かざるわけ』は、なんとなく想像はできていたのですが、こちらの、
こいのぼりについては全く想像できませんでした。
元々は女性の節句だったなんて!
鯉という魚もいかにも日本的なイメージだったのですが、中国の
故事から考えられたものだったのですね。
そうして江戸時代、武士がたてていた「はたのぼり」のかわりに
町民がたてた「こいのぼり」だったとは。
もしかしたら娘よりも大人である私の方が衝撃だったかもしれません。
娘は「なんにもない状態」で由来を聴くわけですから、普通に、さらさらと
入っていったと思うのです。
他の由来えほんも読んでみたいと思います。