この絵本は、お子さんをお膝にのせて読み聞かせをすると良いようです。
まず最初のページを開くと、車の運転席から見る風景、つまりフロントガラスとハンドル、それからサイドミラーが目に入ります。
「まずはあおいボタンをおして」
その指示のとおりにボタンを押すと、ブロロン。
「ハンドルをにぎってしゅっぱーつ」
車が出発します。
それからも絵本の指示に合わせて右に左に進んでいきます。
途中ではヘビに遭ったり恐竜に遭ったり、はたまた細くて危ない道を通ったり。
普段チャイルドシートに座りながらお父さんお母さんや他の人の運転を見ているお子さん。
大好きなお父さんお母さんたちがしていることを自分がしていると思うと、誇らしい気持ちになるかもしれません。
今日はボク(ワタシ)が運転するんだ!
お父さんお母さんたちの膝の上で、小さなお子さんは、自分が大人になったような気持ちになることでしょう。