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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

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ウェン王子とトラ」 みんなの声

ウェン王子とトラ 作・絵:チェン・ジャンホン
訳:平岡 敦
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,090
発行日:2007年06月
ISBN:9784198623531
評価スコア 4.81
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  • 壮大な風景と愛情。

    なにかがぞくっ!としてくるお話しでした。
    それは、トラのきりっとした表情だけではなく、
    1度は人間達にひどいことをされたのにも関わらず、小さくて弱いものへの
    愛する気もちを忘れなかった母トラの一瞬にしてかわる
    目の表情が印象的でした。

    また、強く心やさしい少年、ウェン王子が1度は崩れてしまった
    人間との平穏な世界を結ぶ存在となる逞しくも勇敢な姿が
    じわりじわりと読者を感動させます。

    これだけの大型の絵本ならでは壮大な風景下で繰り広げられた
    壮大で、ふか〜い愛情が心を強く打ちました。

    投稿日:2008/02/08

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  • 母として

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子12歳

    表紙から、トラの奥深い瞳の威力に圧倒されそうです。
    フランス在住の中国人作家の作品で、水墨画の手法が駆使されていますが、
    そのストーリーと相まって、凄まじいばかりの迫力の作品となっています。
    子ども達を人間に殺された母トラは、憎しみのあまり、人間の村々を襲います。
    困り果てた王は占い師に相談すると、息子であるウェン王子を差し出すべし、
    とのこと。
    母トラと対面したウェン王子・・・。
    母トラの狂おしいほどの、我が子達への想いが伝わってきます。
    そして、ウェン王子との出会いが切なくともいとおしいです。
    母トラとウェン王子の瞳が交錯します。
    同じ母として、大きく心を揺さぶられました。
    中国の古代の青銅器の模様からの創作ですが、
    その深い精神を垣間見る想いでした。
    是非、子ども達にも、親にも、読んで体感してほしい作品です。

    投稿日:2008/01/26

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  • 絵の持つ力に圧倒されます

    • みさささん
    • 30代
    • ママ
    • 奈良県
    • 男の子12歳、男の子10歳、女の子6歳

    子どもを亡くした母トラは、悲しみの矛先を人間に向けます。母トラの怒りを鎮めるために王はわが子をトラの元にやります。トラは人間の子どもを育てることにより、母としての愛情がよみがえり、人間を襲わなくなります。一方、子どもをトラの元にやった王とお后は、王子が心配で軍を率いてトラの元へ・・・
    ストーリーもさることながら、墨を使った絵のトラの圧倒的な迫力には、読み手を悠久の世界へ連れて行ってくれます。
    低学年から高学年まで、じっくり聞いてもらえる作品です。

    投稿日:2008/01/17

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  • 瞳が語る絵本です。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子12歳、女の子7歳

    また、素晴らしい絵本を見つけてしまいました!
    フランスはパリで活躍中の、中国の絵本作家(画家)です。
    チェンさんの絵の魅力は何といっても、「瞳」だと思います。
    母トラの瞳、ウェン王子の瞳。印象的でした。

    ストーリーも、昔話のような温かさがあって、素敵でした。自分の子供を人間たちに殺されて、暴れていた母トラの元へ送られてきたその国の王子・ウェン。
    初めは殺そうとするのですが、この王子が自分の本当の子供とダブってしまった母トラは、ウェンを自分の子として、育て始めます。
    絵本には時々、母トラの想像した子トラの表情と、目の前にいるウェン王子の顔が両方描かれていて、母トラの何とも切ない気持がじわじわっと、胸に迫ってきました。
    年齢に関係なく、楽しめる(というか、感動できる)作品だと思うので、ぜひ読んでみてください。

    投稿日:2008/01/08

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  • 大迫力・感動します!!

    数ある絵本の中でもこの作品ほど迫力のある絵はないでしょう。はじめは娘が怖がる絵かなと思って敬遠していたのですがあらすじを読んだらすごく私が読みたくなって半ば強引に娘に読みました。そしたらどんどんそのおはなしの内容に引き込まれたようで聞き入ってました。でもどうして人間はトラを襲うのかとか疑問も湧いてきたようで。とにかく迫力のある水墨画とお話がマッチしていて感動しました。手元においておきたい絵本です。

    投稿日:2007/12/03

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  • 感動

    • けけさん
    • 40代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子8歳、男の子3歳

    図書館で、3歳の子供のためにたまたま選んだ本。先に8歳の娘が読み、「お母さん!この本すごいよ!トラと人間ってこんなに仲良しになれるの!?」と、目を輝かせて言ってきたので、早速3人で読んだ。久々にものすごく感動する絵本に出会った感じ。3歳の下の子も食い入るように絵を見つめ、読み終わるまで微動だにしなかった。「占い師」の助言で王様が決断するなど、子供にはわかりにくい場面もあるが、細かい事はどうでもいいくらい、スケールも心も大きなお話でした。図書館に返す前に、自分でも買ってしまいました。

    投稿日:2007/11/11

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  • 親子?愛

    • エミミンさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    子供を殺されて悲しみに沈み、復習から人間を襲う母トラ。
    そんな母トラの心を静めるため、王様自ら息子ウェン王子を森の奥深くの母トラの元に連れて行きます。
    母トラはウェン王子にわが子を慈しむ母の愛を思い出します。
    大きめな絵本サイズ。
    絵は迫力ある太い筆タッチがあると思えば、とても繊細なタッチもあり。
    ページをめくるたびに引き込まれていきます。
    お話、絵ともにスケールの大きな絵本です。

    ラストが私はお気に入り。
    このラストはぜひ皆さんも絵本を手にして
    『母トラとウェン王子の愛』を感じてくださいね♪

    投稿日:2007/11/16

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  • 信じるということ

    • みさささん
    • 30代
    • ママ
    • 奈良県
    • 男の子12歳、男の子10歳、女の子6歳

    人間同士に限らず、信じる気持ちがあれば動物(それがトラ
    であろうと)とも気持ちが通じて、愛情をお互いにふりそそげるものです。母の立場でも、子どもの立場でも心にしみる一冊です。
    筆をつかったダイナミックな絵に大人も子どももきっと心奪われるでしょう、幼稚園児から、少し高学年の子どもたちの読み聞かせにぴったりの本です。

    投稿日:2007/11/13

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  • トラへの信頼

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    トラの怒りをおさめるために、わが子をトラに預ける王様。
    王は国の人々を守るためには、わが子も犠牲にしなくてはならないのでしょうか。
    でも、王はトラが王子を傷つけないと信じていました。
    トラは、期待通り王子を大切に、たくましく育てました。

    動物の生活を経験すれば、人間の立場からだけでなく、動物の立場からも考えられるようになるでしょう。
    動物たちを大切にしなければ、人間の平和もないのかもしれません。
    お互いに助け合っていることに気づかせてくれます。

    王子は立派に成長し、トラを二人目の母だと言って大切にします。
    ラストは、そのトラにどれだけ信頼心があるかをあらわすものです。
    人間も自然界の一部であって、決して特別ではないと思いました。
    絵がとても印象に残りました。

    投稿日:2007/09/21

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  • 絵に圧倒します

    • さなあきさん
    • 30代
    • ママ
    • 長野県
    • 男の子4歳、女の子1歳

    親としてとても感動しました。
    でも子供にはまだちょっと理解できないようでしたが・・・。
    トラの絵は迫力があって、夜寝る前にはちょっと読めない本でした。
    でも憎しみに満ちた表情がとてもリアルです。
    子供たちを人間に殺されてしまった母トラの心情がとてもよく描かれていると思います。
    母トラの気持ちもそして占い師に「王子をトラにさしだすしかない」と言われたお后の気持ちどちらも痛いほどわかり、涙が出ます。
    でも王子はトラが怖くない、そう子供って純粋で怖いもの知らずだな〜と思いました。
    でもトラは王子を自分の子供とだぶらせ、怒りが消え、やさしく接する表情は最初の表情とまったく違い母トラの顔です。
    最後は王子は城に戻るのですが、トラのことを忘れず会いに行く姿にあらためて感動しました。
    主人にも読んでもらおうと思います。

    投稿日:2007/09/19

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