がたたん がたたん がたたん がたたん…
小気味良いリズム感、絵の色使いもよく、ユーモアたっぷりの一冊です。
初めて読んだ瞬間から、息子のお気に入り。上の娘も、最後のオチでいつもクスクス笑っています。短いから、何度かせがまれても苦にならずに読めますよ。
実は、現在スウェーデンで出版されている、たった数冊の日本の絵本のひとつでもあるんです。スウェーデン語では「がたたん がたたん」が「ドゥドゥンク ドゥドゥンク」になっていて比べるのもおもしろかったです。日本の妖怪がたくさん登場するので、西洋社会ではなかなか馴染みのない雰囲気なのですが、そこが新鮮で良いのかなと思います。ただ、最後にひとつめ小僧くんが読んでいる本のタイトルが訳されていなかったのが非常に残念だな〜と思います。