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スマホをひろったにわとりは」 みんなの声

スマホをひろったにわとりは 作:ニック・ブランド
訳:いしだみき
出版社:マイクロマガジン社
税込価格:\1,518
発行日:2020年07月17日
ISBN:9784867160404
評価スコア 4.48
評価ランキング 10,572
みんなの声 総数 41
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41件見つかりました

  • 共感できて、おすすめ!

    • サニーふうさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子8歳、女の子5歳

    とっても友達好きで友達思いのにわとりさんが見つけた、魔法のような箱。スマホを的確に表現していて、小さな子どもたちだけでなく、中学生や大人たちにもおすすめしたい本です。

    身近な友達をないがしろにして、どんどんスマホのお手紙にのめりこんでいく様子が共感を呼びます。きっとすてきな友達にちがいないと妄想がふくらんでいって、パーティ―に招待したら、オオカミだったなんて! こわいですね。でも、現実世界でも同じことがおこっており、身につまされます。

    自分を守るために、家族みんなで読むといいですね。堅苦しくなく、表現もゆかいで絵本としてとても楽しめます。がっかりな友達はいらないという表現が、特に心に残りました。

    投稿日:2020/07/28

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  • いい! 受賞レビュー

    分かりやすくて子供達にも読みたいと思いました。
    うちの子は発達障害があります。発達障害の子は想像力が乏しい為に騙されやすく、大人になって金銭トラブルに巻き込まれやすいことや、詐欺などに遭いやすい・上手く利用されてしまうことがあると療育中の会話で言われました。しかし、そのことに関する情報や知識を得る場所はあまりありません。気になる本などを見つけたら購入し、読んだりしていますがどれも大人向けで…噛み砕いて子供に話したりしますが、イマイチな反応で。
    この本を読んだ時にこれなら子供にも伝わるんじゃないかと思いました。顔が見えない相手と会う怖さ、携帯だけの世界に入り込んでしまうと現実世界で他者との関わりがなくなってしまう怖さ、何かあった時に助けてくれるのは今まで自分が関わってきた仲間だということ。想像力の乏しい我が子でも分かりやすい表現になっているから理解してくれるだろうと思いました。
    そして子供だけではなく、携帯ゲームに夢中になっている旦那にも読んでもらいたい!と思ったりもしました笑 
    簡単に他者と繋がることができる時代ですが、人との関わりを大切にしないといけないな。と改めて思える絵本でした。

    投稿日:2020/07/23

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  • ラストは意外な展開に

    友達思いのにわとりが、スマホを拾ったことから、普段の友達付き合いがおろそかになったり、スマホばかりと向き合うようになってしまい、それは私達人間にも当てはまることなのでスマホについて考えさせられました。おおかみがやってきた時はヒヤヒヤしたけど、にわとりの人脈で乗り越えてしまうところは流石でした。子供にスマホを持たせる時が来たら、スマホとの距離感をきちんと考えて持たせるように考えれる一冊でした。暗い話ではなく、にわとりの明るいキャラクターに最後まで笑顔で読める本になっていました。

    投稿日:2020/07/25

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  • 自分で親切なにわとりだと思いこんでいるにわとりの行動が、なんとも滑稽で笑えます。スマートフォンとあいさつをかわしているところは、時代が現れているなと感じました。スマホであいさつを交わしていた相手がわかったときにはビックリでしたが、いつも農場で一緒にいる仲間が助けてくれてほっとしました。

    投稿日:2020/07/23

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  • 本当に大切なものの存在

    主人公は、友だち思いのにわとり、ポップコーンです。
    ポップコーンは本当に友だち思いで、みんなに挨拶したり褒めたりお話を聞かせたりと、毎日まめまめしく動きます。
    あまりにも親切だから、村の「いちばんともだちおもいなにわとり大会」で、三年連続で優勝しています。
    そしてあまりにも友だち思いだから、その大会でもらったメダルを、誰かにあげてしまうのです。

    そんなポップコーンが、ある日、スマホを拾いました。

    スマホに触ると、
    「こんにちは」
    と言われました。
    ポップコーンが
    「こんにちは」
    と返事をすると、また
    「こんにちは」
    と返ってきます。

    ポップコーンは、思います。

    これは、「ぴったりなともだちができるまほうのはこ」なんだわ!!

    それ以来、ポップコーンはスマホに夢中。
    ずっと仲良くしてきた友だちそっちのけで、スマホとばかり仲良くします。
    それだけではありません。
    あまりに夢中になりすぎて周りが見えなくなって、車にひかれそうになったり睡眠不足になったり。

    それでもポップコーンはスマホを離しません。

    いつしか、「ぴったりなともだちができるまほうのはこ」と命名していたスマホを、「まほうのはこでれんらくをくれるわたしにぴったりなともだち」に昇格させてしまいました。

    そんなある日、ポップコーンは、スマホで仲良くなった知らない誰かを招待しました。
    さあ、パーティに訪れた「まほうのはこでれんらくをくれるわたしにぴったりなともだち」は、いったい誰なのでしょう?


    スマホは、便利な機械です。
    家にいながら色々な景色が見られて色々な人と触れ合えて、色々な知識を増やすことができます。

    でも、スマホは家族でしょうか?
    友だちでしょうか?

    主人公のポップコーンは危ないところを助けられて、本当に大切なものの存在に気付きます。
    これは、いつも親切で友だち想いのポップコーンだからこその結末です。

    私も、家族や友だち、目の前の人を大切にしていこうと、心から思いました。

    投稿日:2020/07/22

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  • こんなひといそうだな、と思っちゃういいキャラしてる!

    • もけこさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子14歳、男の子11歳、男の子1歳

    ニワトリさんのキャラクターに思わず苦笑。
    お話しが進むにつれてハラハラする。
    まるで中学生のわが子を見ているよう。
    こんなことにはならないかもしれないけれど、世の中何が起こるかわからない。
    スマホは心配ごとの種ではあります。
    ただやはり、これから先必要不可欠。
    とても役立つ物でもあります。
    あるのが当然のこととして、どうやって付き合っていくか、親も子も考え学んでいかないとですね。
    今の時代、小さなこどもも触れることが多いスマホ。
    こどもが小さいうちから親が考える、いいきっかけになるなと思いました。

    投稿日:2020/07/22

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  • 今どきですね!

    絵本のタイトルに「スマホ」と入っていて驚きました。
    さらにその主人公がにわとり?!
    タイトルからして、今どきですね。
    私の子ども時代には考えられなかった絵本です。
    とはいえ、子どもたちにはスマホはとても身近なものですし、お話の内容に違和感もなく、自然と最後まで読んでいました。
    スマホとの付き合い方は今後ずっと続くものなので、小さい頃から絵本を通して付き合い方を学んでいくのも必要なことだなと思いました。

    投稿日:2020/07/22

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  • 今ではスマホは必需品のような時代になり
    言葉で話すより スマホでのやり取りの会話ですましてしまうことが多くなっています

    にわとりは 農場の動物たちに 「おはよう」「きぶんはいかが」「すばらしい」「いいわあ!」などたくさん声かけてあげて
    みんなに 親切にすることが素晴らしいことだと思っていたのですが
    ある時 馬小屋の藁の中に ひかるもの スマホを見つけて
    「こんにちは」など スマホでのやり取りに夢中になり
    農場の友達のことを置き去りにしていて・・・怖い目にあいました
    オオカミたちが 襲ってきて食べられそうに・・

    危険なとき助けてくれたのは 農場の友達だったのです!
    やはり 友達はありがたいですね
     
    今の私たちの生活の中にも スマホで詐欺があったり 危険なことの多い時代です!
    くれぐれも だまされて 詐欺にあわないように お互い注意しあいましょう
    私たちへの警鐘ですね このお話は・・・

    投稿日:2024/05/15

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  • 伝わってくる

    スマホをひろったにわとりが、スマホにのめりこんでいく様子が、なんだかリアル。顔のみえない人と接することの危険性がとてもよく伝わってくるお話でした。今の時代、身近にある危険。子どもたちに読んでもらいたい絵本だなあと思いました。

    投稿日:2024/04/27

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  • スマホの怖さ

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、男の子8歳

    スマホが欲しいと言う息子。
    でも、できるだけ渡したくありません。

    スマホで調べたり、連絡が取れたり
    便利なところもあるけれど、
    相手が見えない怖さもあるし、
    目の前にいる友達や家族をないがしろにしてほしくないし、
    時間に縛られずに、外で遊んだり、本を読んでもらいたい。

    この本を読んで、
    「僕の友達も深夜までLINEがくることがあるんだって」
    と言っていました。
    今はまだ、しっかり寝て成長してほしい時期なのに。

    子どもにもわかりやすい本だと思います。

    投稿日:2023/06/20

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