主人公・ジェイは小学校入学を控える6歳。
(ご存知の通り欧米では9月から新学年が始まります)
彼のおうち(農家)の周りは丘だらけで
探検するだけでお気に入りをたくさん見つけられます。
そんな中、ジェイはコオロギを発見。そして友達になるのです。
小学校に初登校の日、ジェイはコオロギをポケットに忍ばせて教室に入ります....。
ジェイが丘を散策する間の描写が細かくて
まるで景色が目の前に広がっていくような文章でした。
初めての登校、期待と共に不安を膨らませる主人公に
共感を感じながらコオロギがいつ先生に知られてしまうか
ドキドキし、問い詰める先生に最初反感を覚えつつも
素敵な大人だって分かって安心。
とても長い文章なので高学年向き。大人にもぜひ読んでもらいたい。