図書館の本棚の上に、さりげなく飾られていた表紙を見て、「何だか、おもしろそう♪」と、こんなに人気がある絵本とは知らずに借りてきました。
まずは、7歳の次女に読み・・・
わぉ!めちゃくちゃ、おもしろ〜い♪
次女もそうですが、私自身がとっても魅せられてしまいました。
自分たちだけで楽しむのはもったいないと、小学校の絵本読みボラで、3,4,5,6年生の各教室で読んできました。
(1,2年生にもぜひ読んでみたい1冊です☆)
仲良しでもあり、良きライバルでもある、あひるとがちょうが、本物のチャンピオンを決めるために「うごいたら まけ」競争をします。
2人の周りを、ハチが飛び回り、ウサギやカラスの群れがいたずらしますが、どちらも羽1本動かしません。
そこへ・・・???
いやあ、これでもか、これでもかという災難が襲ってきても、微動だにしない2人の、負けず嫌いぶりがいいですね〜。
我が家でも、この手の競争(「しゃべったら だめ」競争とか、「笑ったら まけ」競争など)をよくしますが、大抵、数分ももたずに、誰かが大笑いし、おしまいになってしまいます(爆)。
最後までハラハラドキドキし、たっぷり緊張感を味わえるストーリーといい、動物たちの動きや表情の細かいところまで、ていねいに描かれた絵といい、大満足の1冊です。
ラストの2人の会話と行動が、張り詰めていた緊張感を見事に解いてくれるところが、スゴイと思います☆
今年読んだ絵本の中で、ランキングをつけるとしたら、かなり上位に入れたい絵本です!