「みんなそれぞれに個性があって、みんな違って当然なんだよ」なんてよく言ったりするけど、この本みたいに、みんなが違う野菜のキャラクターだと、そのことが当たり前すぎて、子供にも自然に理解できるのではないかと思いました。
頭が大きいと言われて傷つくカボちゃんですが、いじめっ子はいつの時代もどこの学校にもいるものです。だから、気にしない気にしない。。。
いじめっ子がいても、やさしい仲間やお友達もいるから、たまには泣いたりケンカしたりしても、後から振り返ったときにはきっと楽しいことばかり覚えているもんじゃないのかな。
深刻ないじめは絶対にノーだけど、どうしても避けられない個性の衝突やケンカや学校生活の楽しいこと、嫌なことが、たくさん詰まった本で、子供たちも共感しやすいのではないかと思いました。