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赤ずきん RED RIDING HOOD」 みんなの声

赤ずきん RED RIDING HOOD 著:ビアトリクス・ポター
絵:ヘレン・オクセンバリー
訳:角野 栄子
出版社:文化出版局 文化出版局の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2020年11月13日
ISBN:9784579404827
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,501
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  • イラストも美しい!!

    「赤ずきんちゃん」ちゃんのお話かなーと思いきや、「赤ずきんちゃん」のお話なのですが、みなさんがよく知っている「赤ずきんちゃん」とはまた違った味わいと結末の再話になっています。
    いやいや、どちらが本当の「赤ずきん」のお話かは!?
    イラストが実に美しく、ストーリーの怖さと対比した感じも、また味わいがありました。

    投稿日:2021/03/01

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  • 本物!?の昔話

    角野さんの訳だ!
    はまのゆかさんの絵をもう少し繊細にしたような
    素敵な絵だなぁ・・・
    自然の様子も素敵な水彩画です
    で、最後のページを見て

    え”っ?
    どういうこと???

    もうひとつ、びっくりは
    再話がビアトリクス・ポター氏とのこと
    「ピーターラビッド」の作者さんですよね?

    私の知っている「赤ずきん」とは
    ちょっと違ってます

    狩人ではなく、木こりさん達?

    「赤ずきんちゃんを見た人は誰もいません」が2回

    そして、最後は・・・

    読む前に
    「はじめに」
    があります
    これを読んで、納得
    そうじゃないと
    ちょっと、読後怖くて(笑

    昔から語り継がれてきたおはなしは
    耳で聞く「語り」で
    自分の頭の中で想像しておはなしを楽しみます
    それと
    「絵」でも楽しめる「絵本」を読む、読んでもらうのでは
    印象が違います
    視覚からも楽しめる作品になる絵本では
    この形は、とてもありがたいと思います

    投稿日:2021/02/11

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  • 絵が素敵!

    原作はポター、訳は角野さん、そして絵は、オクセンバリー。なんて豪華と思い、楽しみに読みました。オクセンバリーの「はじめに」という説明があったので、よかった。いきなり読んだら、ダークすぎて驚いたかも。絵が本当に素敵だし、ラストの残酷さもオクセンバリーの絵のおかげで想像の余地を残されていたのでよかったです。

    投稿日:2021/01/22

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  • いつもマイルドなオクセンバリーさんとしては珍しく、ブラックな作品へのチャレンジです。
    「赤ずきん」という、よく知っている作品への先入観を見事に裏切るビアトリクス・ポターの再話作品を見て、ちょっと悪魔心が目覚めたということでしょうか。
    オクセンバリーさんの絵でなかったら、目を背けるような残酷テイストなお話です。
    「赤ずきんちゃんを見た人はいません」という、人の目の届かない不安さが二回出てきます。
    「赤ずきんの最後でした」という悲惨で話が終わります。
    まるで現代の闇を描いているようでした。

    投稿日:2021/01/12

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