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思っている事を正直に言う事しかできなくなってしまった妖精のお話。嘘がつけない、本当のことしか言えない、ということは、人を傷つけることでしょうか。 言い方一つで感じ方も変わります。 5歳には少し長く、じっくり内容理解するにはもう少し先かなと思ったので、また改めて読みたいなと思います。
投稿日:2021/10/05
本当のことしか言えない妖精さんのお話。 見るからに明らかなことでも、あえて言わなかったり、ちょっと違う表現にかえたり、時には思ってることと違うことを言ったりするのは、時に必要なことですよね。それができず相手が言われたくないことを正直にストレートに言ってしまう妖精さん。相手を怒らせたくないのに怒らせてしまってつらいですね。 人と関わるのが怖くなってしまいますね。 本当のことしかいえないって正直者だということだから良いところでもあるのですが。 この子は悪意があるわけではなく、本当のことしか言えないだけなんだと、ありのままの妖精さんを受け入れて友達になってくれる人がいたらいいですね。 そしてこれが自分なんだと自信もっていきていけますように。
投稿日:2021/08/31
真実しか話せないことが問題なのではなくて、あまりの口の悪さが問題では?と思いました。それほどの毒舌ぷり。トロールさえも耐えられない口撃だもん。そりゃ嫌われるわ。 素敵な物語風に締め括られてますが、この性格で少女やその家族と果たして仲良くやっていけるのか正直微妙ですね。
我が家にも、本当のことしか言えずに、仲良しのお友達を怒らせてしまったり、大好きなお父さんを苛立たせたりしてしまう9歳の妖精さんがいます(笑)。大好き同士なのに大ゲンカになったり、声が枯れるほど泣いたり、子供ながらたくさん辛い思いをしているなぁと親として感じます。 そんな息子にとって、このお話はかなりツボだったらしく 「お母さん、これすごく面白いから読んでみて!」と勧めてきてくれました。 率直に、彼がどう読み取ったかを知りたくて、 「嘘はいけないことなのだから、『ほんとうのことしか言えない』というのは良いことなのではないのかな?」と聞いてみたところ、 「うーん、確かにそうなんだけど、、、でもこれは良くないと思う。言い方が良くない」という答えが返って来て、息子の成長をとても嬉しく思いました。 それから一緒にもう一度絵本を読んで、 「あんなに嫌われていた妖精さんなのに、なぜアーダには嫌われなかったんだろうね?」と聞いてみたところ、 「それは、伝えにくい真実を言ったあとに、ちゃんと『言葉のはしご』をかけてあげたからだよ」と、お話の大切なメッセージをキチンと受け取ってくれていました。 9歳なりの人生経験と、素敵な本との出会い、そして周囲の人たちの愛情によって、息子にも何かが芽生え始めてているようです。 彼にも、アーダのような素敵な友達が現れることを願わずにはいられません。
投稿日:2021/08/28
ほんとうのことしか言えないので、孤独な日々をおくっていた妖精。ありそうでなかった設定に興味をひかれ、また、真実といってもかなり毒舌の主人公の妖精を心配する気持ちもあり、どうなることかと思いながら読み進めました。が、思いもかけない展開から、素敵な出会いにめぐまれて・・・、よかった! あわせてくれるような受け答えは耳に心地よいですが、本当のことをいってもらえる存在の大事さに思いをはせました。
投稿日:2021/08/29
10歳の子供にはちょっと理解出来る事とそうでない事とが有ったようですが、本当の事しか言えない。。。本当に辛いですね。と言うより、嘘を付く事の方が良くない事と普通人は思ってしまいます。だから本当の事しか言えない、となると良い印象を持ってしまうのですが、実際はそうは行かないみたいですね。 嘘を付く事で人の気持ちを壊さずいる事が出来たり、嘘を付く事で自分が楽でいられたり、周囲との調和が保てたり。。。 生きて行くために必要な嘘も有る程度使いこなしていけると良いけれど。 なかなか奥の深い1冊で大人の私でさえ考えさせられる事が有りました。なので子供にとっては多少難しい内容の絵本に映っているかもしれません。 読み応えがあり、真実と嘘とについて考えさせられる1冊でした。子供達には真実を話す事と嘘を付く事について考えてもらえる、学ぶ事が出来る、そんな1冊だと思います。
真実しか言えなくなるという魔法をかけられて、家族も友達も離れて行ってしまった妖精のお話です。初めのうちは、彼女の置かれた境遇が哀れに思えましたが、読んでいるうちに妖精のあまりもの毒舌っぷりに呆れてしまいました。たとえ真実以外を言えるようになったとしても、こんなにひどい事を心の中で思っている人とは友達になりたいと思いません。大切なのは、口先だけで相手の喜ぶ言葉を言える事ではなく、本心から相手の事を思い、褒めたり、励ましたり出来るような優しい心を持つこと。これが何とも難しいのですが。
投稿日:2021/08/30
表紙と妖精に惹かれて娘が選びました。 真実しか言えない妖精が主人公です。 嘘やあいまいさは実は人と社会生活を営む上で大切な潤滑油の役割を果たしているのだと改めて感じました。 真実しか言えない自分に対して否定的だった妖精が、ある女の子との出会いにより、自己受容をしていく…扱うテーマは小学生の子にとって、とても良いと思うんですが、言葉の選び方がもう少しどうにかならなかったのかなと感じました。小学生対象にしても少し乱雑な言葉遣いが目につきました。内容に対して勿体ないなと感じたので星を減らしました。
投稿日:2021/08/27
「ほんとのことしかいえない」!?そんなふうになったら、大変なことになりそう、、。誰にでも、ほんとうのことを言う真実の妖精は、ひとりぼっちになってしまいました。アーダにも、もちろんほんとうのことを言います。ショックを受けるアーダ、、。でも心をこめて、アーダをはげます真実の妖精の言葉に、しみじみしました。ユニークなキャラクターたちの表情が、いきいきしてておもしろかったです。
真実を言うことの何がいけないのかな?と思って読み始めました。 真実の妖精が相手を傷つけてしまっているのを見て、言わないほうがいいこともあるし、時には嘘をついたほうがいい場合もあるなと思いました。 ほとんどの大人はいつの間にか、言わないほうがいいことは言わなくなるし、時には嘘をつくことを身につけているようです。 でも、本当の事を言ってもらいたい時だってあります。 真実の妖精がアーダに真実を告げるところが20ページあって長く感じましたが、初対面のアーダと理解しあうには必要なのでしょう。 「なにもかもカンペキな日が、毎日毎日つづいたら、“あたりまえ”のよさには、気づけない。」という妖精の言葉が印象に残りました。
投稿日:2021/08/26
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