鮮やかな色彩に優しい子どもたちの表情が印象的な絵本です。
女の子がみーんなにおやすみを言いに行きます。1ページ1ページが画集のように美しく丁寧に描かれており、そのまま飾っておきたいくらいです。次は何におやすみを言うのかな、この後どうなるのかな、とワクワクしながら読み進めることができました。
登場する子どもたちも描き分けがしっかりなされており、どこにいるのか探し絵遊びも楽しめます。
字の無いページが上手く使われており、抽象的過ぎずにちょうど良く、親子の対話や想像力をかき立てる内容になっています。
息子はこの絵本がお気に入りで、寝る前に何度も読むようせがまれています。「おやすみなさい」が言えるようになったのも、この絵本のおかげです。
ボロボロになってしまったのでもう1冊飾る用に欲しいなと思っています。
幅広い年齢で楽しめる良い絵本だと思います。