わたしがテピンギー ハイチのおはなし」 みんなの声

わたしがテピンギー ハイチのおはなし 作:中脇 初枝
絵:あずみ虫
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2022年01月31日
ISBN:9784039604200
評価スコア 4.2
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  • 芯の強い女の子、テピンギー

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子6歳、女の子1歳

    絵本を通じて、様々な国に興味関心が広がってくれるといいなと思いこの絵本を読み聞かせしました。テピンギーは、新しい母親と暮らしている女の子です。ある日、知らないおじいさんの召使いにされそうになりますが、ある素敵な閃きと友だちの助けによって、ピンチを切り抜けます。ハイチに伝わる女の子が主役の昔話です。

    投稿日:2022/07/15

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  • たくましいテピンギー

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    鮮やかな色使いで南国情緒が感じられます。

    主人公のテピンギーが継母に意地悪されるのですが、シンデレラを思い出しました。
    現実には義理の親子の良好な親子関係はいくらでもあるし、実の親が「毒親」の場合もあります。
    昔話だから「継母は意地悪」という設定はしょうがないのかなぁ。

    ともあれ、テピンギーは機転が利いて、テピンギーの友だちの協力も素晴らしくて、ピンチを乗り越えるところがスカっとするお話でした。

    投稿日:2022/07/01

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  • 愉快な切り返し

    「女の子の昔話えほん」シリーズ。
    ハイチのおはなし、と副題にあります。
    題名のカッコよさに感嘆です。
    原題は『I’m Tipingee She’s Tipingee We’re Tipingee Too』だそう。
    なるほど。
    テピンギーという女の子が主人公。
    赤いリボンがキュートです。
    継母にいじめられるのは、昔話らしいですね。
    薪拾いを手伝ってもらったおじいさんへのお礼に、テピンギーを差し出そうとした継母。
    もちろん、テピンギーは愉快な切り返しをします。
    みんなが、「わたしがテピンギー」と名乗る様子は爽快です。
    悠長に何度も繰り返されるのも、昔話の醍醐味です。
    友だちがみんな協力してくれるのも、
    日頃のテピンギーの人徳の賜物のような気がします。
    ハイチの自然や家の様子など、興味深いです。
    あずみ虫さんの独特の画風が、そのワイルドさで輝いています。
    何と言っても、女の子たちのエネルギーに拍手!です。

    投稿日:2022/04/16

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  • 友だちの力

    ちょっとユニークな貼り絵が印象的な絵本です。
    実の親を次々に亡くして、父の再婚相手の母と二人になった女の子の話ですが、もともと他人の二人が、母娘として生きる息苦しさは、設定とはいえ、想像するだけで厳しさを感じます。
    母親が女の子を疎んでもしようがないのかも知れません。
    義理の娘を母親は厄介払いしようとしました。
    その状況を何度も友だちが助けてくれます。
    最終的に厄介払いされたのは母親だったというお話です。
    ハイチの昔話だということですが、親子の愛情について、人の人間関係について、問題を投げかけられているような気がしました。
    世の中には、さまざまな現実があります。

    投稿日:2022/04/06

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