最初は、「なんだ、この長い本は!?」って、
まず形から目に止まりましたが、
なるほど中を読んでみると、ちゃんと縦長の舞台を生かした内容になっていて、納得した一冊でした。
おつきさまは、水面に映った自分の姿を見て、「あのお月様と友達になりたい」と言い出します。
(このお月様がまた、ちょっとだけ毛が生えていて、なんだか高橋克実みたい・・・と思ってしまった私。笑)
つきのぼうやが、お月様に言いつけられて、もうひとつのお月様を探しに行きます。
どんどん空を舞い降りて、途中で鳥や凧などいろんなものに出会いながら・・・
つきのぼうやは何を持って帰るのか?
お月様が見た「水面に映ったお月様」は持って帰れなかったけど、「なるほど」って思うようなものを持って帰りますよ。
お月様も大満足です。
息子は絵本の形に気を取られて、ページをやたらめくったり、
魚が出てくる場面ばかりを見ていたり、なかなかお話に集中できない様子。
少しお話も長いし、もうちょっと大きくなったら楽しめるかな?