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七本の焼けイチョウ 」 みんなの声

七本の焼けイチョウ 作:日野 多香子
絵:さいとうりな
出版社:くもん出版
税込価格:\1,320
発行日:2001年09月
ISBN:9784774304762
評価スコア 4.33
評価ランキング 16,303
みんなの声 総数 2
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  • 今でも残る戦争の跡

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子11歳、男の子8歳

    習い事の図書棚で見つけました。
    東京墨田区の飛木稲荷神社のイチョウの木にまつわる実話です。

    その神社のイチョウは空襲の時もなかなか焼けきらず、防火壁の役割をした。焼け焦げになり一度は住みになってしまいます。
    再び芽が出て今はとても大きな木になってるそうです。

    現在の銀杏の大木の写真を見ると、気の生命力のすごさに感嘆せざるを得ません。とてつもないエネルギーを秘めているのだなーと改めて感じました。

    根っこが栄養を蓄えているページの絵と、「今でも焦げ臭いにおいがする。戦争を忘れさせないためかも」という記述が印象的でした。

    我が家からも1時間くらいで行けると思うので
    秋にでも子供と一緒に行ってみたいと思います。

    投稿日:2012/07/31

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  • 戦災の火炎の中で逃げまどう人たち。
    その人たちを守るように立ちふさがった飛木稲荷神社の境内にある七本のイチョウ。
    身を挺して人を助けながら、イチョウも焼けてしまいました。
    そのイチョウが復活。
    樹木の生命力の強さには圧倒されますが、戦災の跡を残してそびえる被災樹木。
    生命力の強さとともに、忘れてはいけない戦争を現代に語り続けているのですね。
    いくつもの被災樹木があることを知りました。
    でもその樹木に残る悲惨さはだんだん忘れられていきます。
    イチョウの物語に終わっている絵本ですが、身近にある戦争の証人たちを大切にしなければいけないと思いました

    投稿日:2012/07/24

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