「ジョンがきょうりゅうになったひ」 みんなの声

うちの子はこのお話を聞いて、本当に犬のジョンが恐竜になっちゃったのかと思っていました。イヌの面影のあるトリケラトプスがなんかとってもかわいらしく見えました。うちの子は、このトリケラトプスを見て、「過去いい〜！！」って言って叫んでいました。

ぼくんちのジョンは、弱虫で食いしん坊で．．．そんなジョンがもっと強くかっこよくなったらいいのに、って思ったら、なんとなんと恐竜のジョンになっちゃった。
でも、やっぱりジョンはジョンなんだよね。ぼくのことが大好きでいてくれるジョンは、弱虫でも食いしん坊でも、やっぱりジョンだけなんだから．．．
犬が好きな子にも、恐竜が好きな子にも楽しめるかな。元気な男の子にも。

ぼくんちの犬のジョン。
とっても弱虫で、とっても食いしん坊。
いつからこんなになっちゃったんだろう。
そんなことを思っていたら、ある日、ジョンがきょうりゅうになっちゃった。

ちょっと元気のない、飼い犬のジョンのこと、へんぽこりんにぽんぽこりんなんて思っていたら、恐竜になって、いっぱい遊んで…でもそうなってしまったのには、ちゃんとしたわけがあったのです。それに気付いたときのぼくの気持ちが理解できるのは、少し難しいかもしれません。
飼い犬が恐竜になる発想がとても面白くその描き方も、なかなかダイナミックで、愉快になってしまいました。

絵がかわいいので図書室で手に取り、うちでじっくり見ようと借りてきました。

ジョンは、恐竜のように強くなりたくないんです。
でも、恐竜になっても、みんなと仲良しなんです。

子育てにおいても、ないものねだりといいますか（＾＾ゞ　自分の子どもは「こうなってほしい」と思うことってありますよね。「なんでもできるジョン」になってほしかった“ぼく”とダブりませんか？

犬に戻ったジョンの言葉「いつも　ぼくの　そばに　いてくれる　きみの　ことが、うんと　すきな、いぬの　ジョンだよ」に、じーんときます。

人間の言葉は喋れないから、動物はこう言っているのでは？って感じる人間が多いことを望みます。

ちょうど、動物愛護週間です♪

飼い犬ジョンがあまりにもびくびくとしてるので
もっと堂々としてほしいな〜と思ってる、飼い主のぼくの
気持ちをそのまま映し出したようなお話しで、
我が家の愛犬、そら君もびくびくジョンにそっくりな性格なので
息子は「そらくんも恐竜になったりして！」
なんて言って笑ってましたが、
お話しのラストのほうでも描かれていますが、
「なんにもかわっちゃいない」ジョンの存在に安心する
ぼくと息子。やっぱり、そっくりそのままの個性がいいね！
って素直に思えるお話しでした。
それにしても、犬が恐竜に変身するところは
意外な発想でおもしろい！と思いました。

ジョン（犬）が飼い主のことが大好き！というのが、
とっても伝わってくる絵本でした♪

息子は動物も恐竜も大好き。
このお話のようなことが起こったら…
と、想像してちょっと楽しそうにしていましたよ。