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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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ふしぎなたけのこ」 みんなの声

ふしぎなたけのこ 作:松野 正子
絵:瀬川 康男
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1966年09月
ISBN:9784834000689
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,270
みんなの声 総数 53
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53件見つかりました

  • 縦に横に画面いっぱいのびるのびる!

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     山奥の村に住んでいるたろが、誕生日にご馳走のたけのことりへ。
    暑くなったので上着を脱いで、たけのこにひょいとかけた、そのとたん・・・。

    たろが のぼる。  たけのこが のびる。
    たろが のぼる。  たけのこが のびる。
    たけのこが、ぐぐっ ぐぐっと のびる。
    ぐんぐん ぐんぐん のびる。
    あおい そらへ むかって、ぐんぐん ぐんぐん のびていく。

    おもしろい事に、さんざん伸びたたけのこは、「伸びるのに飽きて」「竹になることに決める」。
    そして、「葉っぱになる前にひと休み」
    おかげで、斧をいれて倒すことができるのだ。
    たけのこのやりたい放題・・・・・ってとこかな!
    でも、そのおかげで、たろの村の人達は、初めて海の存在を知り、海の幸に恵まれる。
    よかった、よかった。

    画面いっぱいに伸びていくたけのこは圧巻で、人物の表情や動作もユーモラスな日本画の作品だ。

    投稿日:2006/11/11

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  • 現代の日本昔話

    登場している大人の服装を見て、室町時代あたりを設定したお話し、と思いました。海を知らない人々が海にはじめて出会った時の驚きと喜びが伝わります。モノクロページとカラーページが交互になっていて、動きさえ感じられる瀬川さんの絵が、お話しをドラマティックに仕上げてあると思います。40年以上前の初版ですが、たけのこのダイナミックさとたろうの勇気、そして村の人々の暖かさは子ども達にも受け入れられるものでしょう。
    現代の日本の昔話になるのではないかしら…、と感じました。

    投稿日:2006/12/01

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  • ずいぶんと昔からある絵本

    ずいぶんと昔からある絵本のようだったので読んでみました。4歳の娘には面白いお話というのではなかったみたいです。むかしばなしのようなお話です。でも読んでいてハッピーエンドだし後味はいいですよ。

    投稿日:2006/11/06

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  • おもしろい発想と展開です。親も納得

    • ねこちんさん
    • 30代
    • せんせい
    • 岐阜県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    たけのこが伸びるとは知っていても天高くずんずんと伸びていく様子は、子どもの記憶にしっかりと残ったようです。どこまで伸びていくのだろう、何が起きるのだろうというわくわく感と、男の子がたけのこの上でどうなってしまうのかという心配な気持ちで、こども達はすぐに引き込まれていきました。最後にたけのこがきっかけで海を見つけることができ、海の恵みの産物こんぶ、さかな、かいなどを食せるようになった。大人もなるほどと思える楽しいお話でした。

    投稿日:2006/10/12

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  • たけのこ料理は?

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子10歳

    山奥の村のたろはお母さんに頼まれて
    たけのこ掘りに出かけます。
    ところが上着をひっかけたたけのこがずんずん大きくなって、
    たろも上へ上へ・・・。
    村人が助けようとたけのこを切り倒すと
    先っぽのたろは遠い遠い浜辺に。
    大きなたけのこをたどると海の幸も手に入り、
    めでたしめでたし・・・。

    とにかく豪快なお話です。
    やや色調が暗いのが難ですが、
    きちんと計算された画面構成や繰り返しのリズムなど、
    世界的にも評価された作品だけのことはあります。

    実は先日子ども読書サポーター養成講座でこの絵本の作者松野正子さんの
    講義を受講しました。
    そこで、ご本人にこの作品を読んでいただきました。
    やはりご本人となると語りが紡ぐ世界は素敵です。
    また、いろいろな貴重なエピソードも拝聴できました。
    そこで、答え合わせはしない宿題が出ました。
    ラストでたけのこ料理と海の幸で祝宴という場面があるのですが、
    たけのこ料理は直接的には描かれていないのです。
    さて、たけのこはいずこに?
    考え始めるといろいろ出てきて、ちょっと楽しいです。

    投稿日:2006/10/17

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  • ありえないけど身近な感じがするお話

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子8歳、男の子6歳

    学生の頃、影絵にして公演しました。
    たけのこが「ぐんぐん」と伸びていくところが子ども達には好評でした。
    そして、たけのこがぐんぐん伸びていくところはテンポが速く、広い海に出たところでゆったりとした感じになるのが、メリハリがあって良かったように思います。

    絵本では、物凄く大きくなったたけのこがとうとう切られ、その先端にたろが必死にしがみついているところが、ドキドキ感があり、どうなるの?と手に汗を握りました。
    ありえないけれど、もしかしたらこんなことが起こるかも?なんて思わせてしまうほど、さりげない空想物語になっていて、とても楽しく読むことが出来ます。
    それにしても、結局、たけのこは、食べられたくなくて必死に伸びたのかしら?

    投稿日:2006/07/22

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  • どこまで伸びる?

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    スーパーに並んだたけのこを見て思い出しました。
    随分以前から家にあった本でしたが、
    子供があまり興味を示さなかったので1,2回読んだきりでした。
    久々に読んでみると、意外にも「おもしろーい!」との声。
    突然にぐんぐん、ぐんぐん伸びていくたけのこ。
    てっぺんにいる「たろ」にハラハラどきどき。
    「たろ」を心配する村人たちの表情を中心に描かれています。
    最後は山のたけのこに海のごちそうも手に入りめでたし、めでたし。
    なるほど〜と思わせる終わり方です。
    「たろ、やあーい」とたろを呼ぶ声やテンポよく進むストーリーに
    見た目(表紙が暗い感じですが・・)以上に楽しめる作品です。

    投稿日:2006/04/18

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  • 面白い発想です!!!

     たろという男の子が、たけのこを掘りにいくと、たけのこがぐんぐん伸びて、それにつかまったたろもどんどん上にいってします。 村人が助けようと、たけのこを切ると、たけのこは倒れます。そのたけのこを辿ってたろを助けに行くのですが、たどり着いたところでたろは、無事に助けられます。そしてそこには、大きな池があったのですが、その池の水が塩辛いことにきづきます。そしてそれが池ではなく海だということがわかりました。村人は、長い間、道に迷うのをおそれ、海に行った事はありませんでしたが、この騒動のおかげで、倒れたたけのこを道しるべに海まで迷うことなく行くことができるようになったという、びっくりするようなお話です。
     こんな発想・・・すごい!と感心してしまいました。
     ただひとつ残念なのが、この本を選んで子供に読み聞かせようとしたら、子供が嫌がったことです。絶対面白いお話だから、と納得させて、読み始めたら、だんだんとお話に引き込まれたようです。そして面白かったといいました。
     子供に聞いたら、絵が怖いのだそうです・・・
     私も正直、絵があまり好きではなかったので、この絵本を前から知ってはいましたが、読む気になりませんでした。しかし、面白いとうわさを聞いたので、よんでみたら・・・最高に面白いお話だし、どんどん伸びたたけのこの絵なんかは、あっといわされました。
     いまでは、子供がこれ読んでともってきます。
     ストーリーは本当に面白いです。

    投稿日:2006/02/24

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  • たけのこを辿ると、そこは初めて見る海

    ぐんぐん伸びる「ふしぎなたけのこ」。そのてっぺんにつかまっている少年たろ。「ジャックと豆の木」の展開になるかと思いきや、たろを救おうと村人達が斧やナタで切り倒してしまいます。どれだけ伸びたかというと、切られたたけのこが倒れるまでに夜になり、朝になるんですから・・・・・ありえないですよね。たろがどうなったか、みんな心配してたけのこを辿っていくと、なんとそこは初めて見る海!海!海!魚釣りをしたり、貝や昆布をとったりしたのです。それ以来、山での生活しか知らないの村人達はたけのこを辿って(道に迷わないように)海に来られるようになったということです。めでたしめでたし。絵もとてもいいですよ。見開きいっぱいに(横、時には縦)ぐぐぐっと伸びるたけのこが圧巻です。

    投稿日:2006/02/23

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  • よかった。よかった。よかった。

    • ハリーさん
    • 20代
    • その他の方
    • その他

    海を知らない、山の奥の村のできごと。
    たけのことりにきた「たろ」は、
    おめあてのものを掘ろうと、近くのたけのこに上着をひょいとかけたら、
    そのたけのこがどんどん伸びはじめてしまった。
    あわてた「たろ」は上着をとろうとたけのこにしがみついた。
    すると大変、どんどんどんどん、たけのこはのびていき、
    空の高いところでようやく止まった。
    びっくりしたとうさんとかあさんは、近所の人たちと一緒に
    たけのこを切り倒した。
    たけのこをつたって「たろ」を探しに行くと、
    ついたところは、海!
    海を話でしか聞いたことがなかった村の人たちは、
    たろが無事だったこと、海を見つけたことで大喜び!
    それからは、倒れたたけのこを伝って、迷わずに海に来ることが
    できるようになり、海の幸、山の幸の恵みを受け、
    みんな幸せに暮らすことができました。

    というおはなし。
    緊張感と、期待感、最後の言葉、
    「よかった。よかった。よかった。」
    が、心に響くおはなしです。

    投稿日:2004/11/04

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