体調を崩し、毎週病院通いをしていた時に待合室で見つけた一冊です。
表紙の絵とタイトルは目にしたことがあったものの、
お話を読むのは私も初めてでした。
病院の待合室に長く置かれている本ですから、
中はもうあちこちやぶれていてボロボロ。
でも、お話はちゃんと読むことができました。
おじいちゃんが落とした片方の手袋に、
いろんな動物がどんどん住んでいきます。
そんなにたくさん入れないよ!って思う程大きな動物まで。
でも、登場してくる動物たちが、
仲良く身を寄せ合って手袋に入っている姿を想像してくすり。
息子は、登場してくる動物たちをちゃんと順番に覚えていて、
私が「ぴょんぴょんうさぎだっけ?」というと、
「ちがうよ、びょんびょんがえると、はやあしうさぎだよ!」ってしっかり指摘してくれました。
病院の帰り、雪の上に落ちているてぶくろの片方を見つけて息子とにやり。
中に動物が住んでるかもね〜なんて話をして、
なんだかほっこり優しい気持ちになりました。