娘がやっているZ会の国語の問題の中に、この本の文章が
引用されていました。全体でのお話はどんな感じかな?と
思い、図書館から借りてきました。
借りてきたのですが、私はすっかり「引用されていた文章」も
忘れていたのです。
でも、娘は途中まできて「あ!Z会でやったやつだ!」と
うれしそうでした。それは、ひまわりのたねをまいている
シーンです。「たねさん、ふくふく元気ですか?早く出てきてね」
と、きつねくんが地めんに耳をつけて言っている・・というのを
娘は覚えていたのです。問題に引用される文ってどんなもの
なのかな?とよく考えるのですけれど、やっぱりちょっと印象的
で、心に残りやすいのだろうなあって思いました。
全体の物語も、登場人物はみんな優しくて(ぞうのヤッホーの
おかあさんが入院してしまい、退院を待つ物語です)、あった
かくて、安心して読むことができました。
「たねさん、ふくふく」のような独特な言い回しもよく出て
きておもしろかったです。