「はしれ！チビ電」 みんなの声

わが家の電車好きの１歳１０ヶ月の息子は、
この本が大好きです。

はじめ、図書館で借りてきたときは
「まだちょっと難しいかな？」
と思いましたが、なんのその！
何度読まされたかわかりません！！

電車をこんなふうに手作りできるなんて！

みんなで力を合わせて作ったチビ電は
本物の電車に乗るより、きっときっとステキで
心に残ることでしょう。
読んでるだけでも、そんな気持ちにさせてくれるステキな絵本です。

そして、迫力ある絵にはつい引き込まれてしまいます。

ちなみに、主人もこの絵本が大好きです！

男のたちで電車を作って、それを自分たちの町で走らせます。頑張って作る子供たちのすがた、一生懸命はしらせるところすべてがいきいきとして、描かれています。それを見るわが子たちの目もとってもいきいきとしていました。
この絵本を読んでいるとやってみたい気持ちになれるのがとてもいいと思いました。みんなで頑張るところが楽しく書かれているのもとてもいいと思いました。

乗り物に興味がない娘が夢中になった本です。
人物の描写が上手いと思うのです。兄弟、友人、親が
チビ電に関わる様子が良く描かれていると思います。
ただ乗り物の本で終わることなく、エピソードもあり、
インパクトのある本だと思います。　

個人的には☆８個くらいつけたい本。
住宅街の中だって、ゲームなんかしなくたって、
こんなに楽しく友達と遊べるってことが描かれてます。
その創意工夫とバイタリティ、連帯感と達成感がうらやましいー！！
・・・と、うらやましがってないで、ウチの子にもやらせればいいんですがね。
途中、仲間の一人が転校することが判明し、
楽しく、ちょっとせつなく思い出を作ります。
「さいごはサトシのれよ」という所で泣けてきます。
以前６年生の教室で読みました。じっと聞いてくれました。
大勢へ読むにはちょっと小さいのですが。
ところで、その絵がまたすばらしいのです。
特に構図が工夫されていて、大変躍動感があります。
物置の天井から見た内部の様子や、
「チビ電」の中から見た外の風景、
横断歩道の上で夕日にのびたみんなの影・・・など。
最初と最後もニクい演出。
もっと読まれて売れてほしいと勝手に思っています。

夏休み、ダンボールで電車を作って遊ぶ小学生が主人公です。

捨てられていた台車を土台にダンボール電車を作ります。色を塗ったりライトをつけたりパンタグラフを作ったり、関わるみんながそれぞれに工夫を凝らして素敵なチビ電が完成します。

そんな中、友達の転校がわかって・・・。

ちょっと寂しいけれどその一日をみんなは精一杯遊びます。読後感の爽やかなお勧めの1冊です。

転校などお話全部が理解できるのは小学生低学年くらいからかと思いますが、電車好き、工作好きの子には幼稚園児でも十分楽しめる本です。

電車好きの息子に父親が選びました。
転校のお話が出てきたので、年少の息子には早いかなという感じもしましたが・・・。
皆で頑張って、チビ電作って、動かして、こっちまで参加したくなりました。読み終えた後、｢チビ電、作ろぉうか｣と息子に言ってしまいました。