最近、小沢正の作品が気になって読んでいます。「おふろのきらいなぶうくん」を読みましたが、設定はよく似いています。
お昼寝がきらいなぶうくんは、家から逃げ出して、公園で遊びます。公園のブランコは、お昼寝を邪魔されてぶうくんを飛ばします。飛んだ先は、おおかみの上でした。おおかみは怒ってぶうくんを追いかけます。
ぶうくんは、友だちの家を次々に訪ねるのですが、みんなお昼寝中。お昼寝中なのでみんな寝言で返事をします。その返事が繰り返しなのですが、動物ごとに特徴があっておもしろかったです。
息子はねこの家の布団が魚柄だったのがおもしろかったようです。スピード感がある文章で、「おふろのきらいなぶうくん」同様楽しめました。息子も気に入ったようで、何度もリクエストしてきました。
ぶうくんが逃げ回る道がまるでメビウスの輪のようになっていて、逃げている様子が工夫されているなと思いました。