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さんまいのおふだ」 みんなの声

さんまいのおふだ 作:水沢 謙一
絵:梶山 俊夫
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1985年02月
ISBN:9784834001211
評価スコア 4.52
評価ランキング 7,315
みんなの声 総数 59
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59件見つかりました

  • 声色を使って読んでみたい

    昔話しを絵本にする時、特にやまんばとか鬼とか天狗とかが悪者として登場するものは、このくらいダイナミックに表現していいと思います。言葉の描写もおもしろく、日本語の豊かさを実感します。

    ただ0〜3、4歳の子どもには怖いかもしれません。だから読み聞かせをする時期を待って、選んで読んであげてほしいと思うのです。

    素直で正直なこぞうさんと、したたかでとんでもない存在のおばば(やまんば)と、こちらも違った意味で少々したたかでトンチのきいた和尚さんそれぞれの役回りがはっきりしていてとても楽しいです。7〜8歳くらいの子ども達には思いっきり声色を使って読んでもいいのでは…!というか思い切り声色を使って読んでみたいなぁと思います。

    投稿日:2007/01/05

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  • スリル

    こぞうさんが三枚のお札を使ってピンチを乗り切っていくお話です。

    怖くてドキドキ・ハラハラする内容なので、読み聞かせをしていると、子どもたちも見入ってしまいます。
    特にこぞうさんがトイレに入って言う”まだまだピーピーのさかり”という場面では、子どもたちから笑い声が出て、緊張感がほぐれる印象を受けます。

    昔話なので、一度は子ども達に読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆

    投稿日:2024/11/26

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  • 独特の日本語が魅力

    低学年のほとんどのクラスに読み聞かせで使っています。
    おにばさから逃げまくるシーンでは、みんな息をつめて聞き入っています。
    ただ、新潟県の昔話の口伝をそのままに絵本ににているようで、方言が入っていて注釈が必要な部分もあります。
    そして、オチの部分は意外にあっけなくて「ぽかーん」とした表情の聞き手たちもいたり。

    私は、子供のころ「にっぽんむかしばなし」のアニメでこの話を見てトラウマ級に怖かったのをいまだに覚えています。
    低い効果音が迫る感じが、あまりに合っていたので映像で見るとまた、今の子供たちの印象も違ってくるかもしれません。

    投稿日:2024/06/07

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  • 鬼婆との小僧の掛け合いが面白い。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子5歳、女の子1歳

    お寺の小僧は山へ花を切りに出かけましたが、日が暮れて道に迷い、帰り道がわからなくなってしまい、白髪のお婆の住む一軒家に泊めてもらうことにしました。ところが夜中に目を覚ますとお婆は恐ろしい鬼婆になって小僧を食べようとしています。小僧は便所にいきたいといってその手を逃れ、便所の神様から3枚の札をもらい逃げだします。有名なお話ですが、全て現代語で書かれた絵本よりも、方言を使った語り口調で書かれたこの絵本が雰囲気や臨場感がより感じられるような気がして、気に入っています。

    投稿日:2022/04/03

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  • 何度でも聞きたいお話

    3まいのおふだのお話は、自分も素話で聞いたり、絵本を読んだりして、昔から好きなお話です。
    たくさん絵本にもなっていますが、中でもこちらは、昔から聞きなれた感じのする、懐かしい雰囲気。
    方言で語られるからか、掛け合いもおもしろく、味わい深い感じです。
    梶山敏夫さんの挿絵も、怖い中にも、柔らかい温かみのようなものがあって、お話にぴったりとあっています。
    知っていても、何度でも聞きたいお話です。

    投稿日:2020/12/27

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  • ストーリーに引き込まれます

    小僧が一晩の宿を求めた先は、「おっかなげなおにばさ」の家でした。
    小僧を食べようとするおにばさの手から、必死に逃げる小僧のお話でした。

    読んでいるとストーリーにどんどん引き込まれていきました。

    とてもおもしろかったです。

    投稿日:2020/10/01

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  • いやー!笑

    三歳の息子に読みました。さんまいのおふだの絵本が好きなので、この絵本を買ってみました。今まで読んでいたさんまいのおふだは、和尚さんから三枚のお札をもらったり、最後はやまんばをおもちにつつんで食べてしまう。という結末のものを読んでいました。
    この絵本は、トイレの神さまがお札をくれたり、おもちは出てこなかったり…
    子供は、全然違うね!と戸惑いながらも、おばばがこぞうの頭をなめたり、お尻を触ったりの場面にハマり、何度も読んでー読んでーと言ってきて大笑い!
    色んなさんまいのおふだを読んであげるのもいいなぁと思いました。

    投稿日:2019/10/10

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  • 少し怖いドキドキするお話

    有名な昔話、さんまいのおふだ。

    こぞうが、やまんばに追いかけられるときものすごくドキドキするようで、子どもは布団にもぐって話を聞きます。

    私的には、こぞうがお寺に戻って、おしょうさまにとをあけてと頼んでいるのに、おしょうさまが何度もじらしているところがドキドキしました。

    最後は、和尚様がやまんばを豆に変えてガリガリかじって飲んでしまいます。
    ほっと一安心です。

    投稿日:2018/05/29

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  • 怖いけど読みたい

    5歳の娘に読みました。
    昔話って素晴らしいな。特に福音館書店の昔話は絵と文章が秀逸で。安心して読み聞かせができます。
    絵と文章から、とても怖い雰囲気が出ているのですが、子どもはそれでも読みたいのですよね。
    何度も読んでと持ってくる絵本はやっぱりすごいなと思います。

    投稿日:2017/07/15

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  • こういうバージョンもあるのか

    さんまいのおふだは何回も読んだことがあります。

    でもこれは私が知ってる展開とは違いました。

    お札を三枚持っていくところからスタートではなく、

    トイレに逃げ込んだ時にトイレの神様からお札を

    もらっていました。

    三枚は、大山、大水、火事でした。

    私が知ってるバージョンはトイレで返事をするのと、

    大山、大水だったので、こういうのもあるんだなと

    初めて知りました。

    でも鬼婆の怖さは変わりませんでした。

    投稿日:2016/11/20

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