5月らしい雰囲気・・・で、手に取った絵本です。
食物連鎖の絵本でした。
魚が虫を食べ、その魚を大きな魚が追って、鳥が食べ、蛇が鳥を食べ、ウサギを狙っていた蛇は大きな鳥に食べられ、大きな鳥は人間に撃たれて。
人間は「かんしゃをささげてたべました」。
すごく静かな視線でとらえられていて、読んでいる間ずっと、風が爽やかに吹いているような感覚でした。
自然なこと。そして、生きていくための「食」には「いのちをいただく感謝」が必要なこと。
押しつけがましい表現ではなく、そっと語るだけ。本当に素晴らしい作品だなって思いました。
絵も、色彩も、優しくて素敵な絵本でしたょ★