「ねないこ だれだ」 みんなの声

このおばけ、けっこう目が怖いんですよね。
それに、ラストも、みもふたも無い結末なんです。

それでもやっぱり、せなマジックなんでしょうか。
子供たちは大好きですよね。
お化けがこわい、とまだはっきり分からない赤ちゃんの頃から
読み聞かせるような本だからでしょうか？

子供が４才の今、読んだほうが、案外怖がるかもしれません。
でも、やみくもに「早くねなさーい！」なんていうより、
この本を読むほうが、あっさりいう事を聞くかもしれませんね。

表紙のおばけの絵を見て、息子はちょっと怖いんだけど、ちょっと興味が…といった反応。読み進めていくうちに、おばけの登場を楽しむように。怖いものみたさ、なんですかね。

何度も何度も読んだので、もう私暗記してしまいました｡息子が一番気になるページは、「いえいえ　よなかは　おばけのじかん」「おばけのせかいへとんでいけ」です。

この本には、主人公の子の名前は出ていないんだけど、せなけいこさんの他の絵本も読んでいるので、かってに「るるちゃんがおばけのせかいにつれていかれた」って言ってます｡

夜なかなか寝ない息子に読みました。怖がって寝てくれると思いきや、布団の中で目をらんらんと輝かせていました。「お化けはいつ来るのかな？わくわくするね。」２歳の息子にはお化けがどのように映ったのでしょうか？寝かしつけ作戦には失敗しましたが、７歳の現在でも暗唱できるくらいのお気に入りです。

せなさんの絵本はひやりとした怖さがあるものがありますね。もちろんうちの子もこの本、本気で怖がっていました。でもオトナだって活字で読む怖さってぞくっとした独特の、映画やテレビとは違う感触ですよね。好き嫌いは別として、これも絵本で与えられる感覚のひとつではないかと思います。親としては「ふうせんねこ」のほうが怖いケド。

　おばけが登場する、子どもにはちょっと怖いんじゃないか？と始めは心配からはじまった絵本でした。

　でも、子どもに読み聞かせてみてビックリ。

　息子は、楽しんで聞いていました。

　そして、最後まで読み終わると・・・


　『ママ、もいっかい！』

　　　　　　　　　　　のリクエスト。


　これには私もビックリするやら、もう一回とリクエストされたことにうれしいやら。　　

　子どもって結構『おばけ』のでてくる絵本ってすきなのかもしれませんね。そんな新しい発見のあった一冊でした。

怖い話です。
ちぎり絵の暖かさが無かったら
怖くて寝れなくなる事間違いなし。
しかし、息子はこの話で笑います。
「あれ？あれれ？」がたまらないらしい。
子供の笑いのつぼはどこにあるか分かりません。

思い起こせばこの本がおばけシリーズとの出会い。リズム良く読み聞かせられる絵本。小さい子には勿論、幼稚園生の上の子も未だに本棚から持ってくる一冊です。

子どもってほんとにおばけが好き。大好き。幼稚園の三歳児クラスでも、読み終えた後、もう一回！！とリクエストが多かった本です。この絵本から、おばけのお面やぺープサート作りを楽しんで、おばけごっこへと発展・・・、という楽しかった思い出もあります。もっと小さい子どもから楽しめる絵本です。

　
一歳の娘も「とんでいけ〜」が好きで、毎回人差し指を上に掲げます。まだおばけが怖いという認識はないようで、「ねんねしないとおばけの世界へとんでいけ〜！だよ」と言ったら、「読んでくれるの？」って顔をして、にこにこしながらこの絵本を取りにいきます。

娘を連れて保育園の遊び教室のようなものに行ったとき、保育士の先生は歌に乗せて読んでおられました。こんな歌があるんだ〜！とはじめて知りました。そこの園で作ったものかどうかはわからないのですが・・・。

それにしても、風呂敷抱えたどろぼう。悪いことしてるんだけど、なんだか憎めないどろぼうだな〜。

非常にインパクトのある本です。
夜は怖い時間。寝ないとオバケになってオバケの国に連れて行かれるよ、という内容です。
歯医者に置いてあって読んだらすっかり怖がってしまいました。
もう読まないそうです。
その後なかなか寝ないときに「ねないこだれだ」って言うと慌てて寝に行くようになりました。
そういう意味でお勧めです。

こわ〜い！読んだ最初の感想です。ぬいぐるみもって出てくる女の子の姿がうちの子に似ててうちの子も寝るのが嫌いなんです。子どもに読み聞かせる前に主人と読んで聞かせるかどうか相談したほど怖かったです。連れて行かれるだけならまだしもおばけになってしまうなんて・・・