お兄ちゃんと聞いて、なんとなくかっこいいお兄ちゃんを想像しますよね。
でも、あーちゃんのお兄ちゃんはちょっと違います。
スポーツはあまり得意じゃないし、髪の毛はぼさぼさ、友達とも遊びません。
普通はそんなお兄ちゃんでも、ひとつくらい良いところがあるという話になりそうですが、この本は違います。
最後までかっこ悪いお兄ちゃんのまま。
でも、あーちゃんのおにいちゃんなのです。
あーちゃんの家族なのです。
もう、それだけであーちゃんにとっては特別で、おにいちゃんは愛すべきお兄ちゃんなのです。
そうそう、これから長い人生、どんなお兄ちゃんに変わっていくのか・・・。
あーちゃん、お願いねって感じです(笑)。