ハリセンボンがふくらんだ」 みんなの声

ハリセンボンがふくらんだ 作:鈴木 克美
絵:石井 聖岳
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2008年
ISBN:9784251011114
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 4
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  • ハリセンボンのふしぎ

    表紙のぷっくり膨らんだハリセンボンのイラストに惹かれ、手に取りました。
    くりくりとした目の愛嬌ある表情のハリセンボン。とげで覆われた丸い体は、いったいどうなっているのだろう?とふしぎでたまりません。
    この絵本では、ハリセンボンの外見だけでなく、体の中の能力、意外な暮らし方などなどが解説されています。
    イラストがキュートなので、勝手にかわいいお話かと思ってしまったのですが、本格的な科学絵本でした。この本を読んでから水族館へ行ったら、より興味深く観察できると思います。

    投稿日:2022/03/20

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  • 水族館で解明した謎

    水族館勤務の経験のある、大学名誉教授による、ハリセンボンの科学絵本です。
    ユニークな絵でおなじみの石井聖岳さんが、正確なハリセンボンの様子を描き出します。
    ハリセンボンって、名前を聞いたことがあるけど、のレベルだったのですが、
    奥が深いですね。
    題名にもある、膨らむ仕組み、凄いです。
    そして、メインの産卵の様子、ウソのような本当の話です。
    水族館での観察が、その生態の解明につながったというのも魅力的ですね。
    そう、水族館って、生き物たちの不思議に触れる場所なんですね。
    不思議へのアプローチが素晴らしいです。
    小学生くらいから、海の生きものの世界を体感できると思います。

    投稿日:2018/07/29

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  • 世界初の産卵

    「絵本 海の生き物」シリーズの中の1冊、ハリセンボンについて描かれています。
    ハリセンボンがどのように大きく膨らむのか?フグとの違いも分かりやすく説明されています。
    マンボウやカワハギなども、ハリセンボンと仲間というのも、初めて知りました。

    そして、最大のポイントは、ハリセンボンの産卵についてです。
    金沢の水族館で世界初の産卵に成功したんだとか・・・とっても興味深い絵本でした。
    地球の温暖化までが書かれてあり、年長さんぐらいから、小学校高学年まで、楽しめる科学絵本です。

    投稿日:2012/07/22

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  • ハリセンボンの産卵の仕方は変わってます

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    石井聖岳さんの絵の魅力にハマっていて、探してきました。なんと、科学絵本のシリーズです。
    石井さんの描いてくれたハリセンボン、ひょうきんなのにリアルで可愛いです。作者の鈴木克美さんは元々水族館の館長をされていた方で、大学の名誉教授でもあり、農学博士でもあるそうです。
    内容を読んでいても分かりますが、とっても魚が好きな方なんですね。

    科学絵本なのに、わかりやすくて、面白くて絵も遠目が利いてよかったです。
    特に「ハリセンボン」の産卵の仕方が個性的で面白いと思いました。
    読んであげれば小学校2,3年生からでも十分楽しめると思います。

    投稿日:2012/03/29

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