モチーフは「7匹の子ヤギ」なのでしょうか?
ただ、この絵本の子ヤギの数は8匹でした。
なぜ、パパだけ先に新しい家に行っているかはわかりませんが、
ママひつじ1匹で、8匹の子ヤギとともに新しい家へ向かうちょっとした冒険ものです。
子ヤギたちにはそれぞれ名前と個性がちゃんとあって、
ひーちゃん、ふうちゃん、みいちゃん、ようちゃん、いいちゃん、むうちゃん、なあちゃん、やあちゃん。(数字の名前だけど、わかりやすくていいです)
子どもたちが何かやるたびに慌てて見つけに行くママ。
この絵本は子どもの数だけ繰り返しいろいろなことが起きますが、
その度に「ママが絶対に探しに来てくれる」
「ママが助けに来てくれる」という確かな安心感が、読み手や聞き手の子どもたちにも伝わってくると思いました。
(少なくとも私は感じましたよ。これを読んだからかなぁ。うちの子が大変な目にあって、叫びながら駆けつける夢を見ました。)
次回、もしこの家族がまた冒険のような旅に出なくてはいけないときはできればパパもお願いしたいです。
2人で子どもたちを守ってください。